グルジェフのことちょっと

 コメントもろた⇒極東ブログ: 河合隼雄先生のこと

そう考えると、結局、グルジェフが教えていた神秘思想の多くは、後の時代にどういうふうに捻じ曲げられても、それほど有害ではないような、どうでもよいことがたくさん含まれているということなのだろうと思います。肝心なのはエッセンスです。人間の実存への真剣な関心です。

 ええ、私もそう思うようになりました。というか、年を取るにつれてベルゼブルがわかってきた部分があり、不思議な感じがします。あれを多くのグルジェフィアンは神話あるいは寓話として解釈し、それを信じてしまう。グルジェフはそういうバカなことすんなよという意図もあったのではないでしょうか。あれをベタに信じることはできません。しかも勝手に解釈もできません。では、というあたりから本当にグルジェフに向き合う部分はあるなと思います。
 最近、グルジェフについてはれいの三浦俊彦の本もだけど、ぼんやり考えることはあります。うまく言えませんが。