晴れ

 すばらしい秋空。つばさが明日で終わり。今回は別の意味でクライマックス。西武新宿のシーンがよかった。主人公は、どちらかというと高畠演じるところの母というか、女の物語でもあり、「戦後」後の物語でもあるのだろう。斉藤由貴手塚理美 など、私の世代のアイドルの老けに彩られていて共感もあるが、微妙に私の世代の物語ではないだろうという思いもある。まあ、でもラジオの意味も辛うじてわかる世代でもあり、実際のところ私の上の世代に通じる物語でもなかったのではないか。よくこんな微妙な作品を作ったものだと思う。夢は見たが忘れた。