朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年9月25日(金)鳩山・オバマ―世界のための日米基軸に

 だが、この会談で語られなかったことも忘れるわけにはいかない。インド洋での給油支援の取りやめや、沖縄・普天間飛行場の移設問題など在日米軍基地再編の見直しだ。大統領が来日する11月までには、日本側としての対処方針を固めなければならない。
 扱いを誤れば、日米関係はきしみかねないし、日本国内の政権批判に火がつく可能性もある。
 政権交代があれば、政策変更はありうる。民主主義国では当然のことが日本でも起きようとしている。信頼を損ねずに、それをどう相手に説得するか。鳩山外交の正念場はそこにある。

 朝日新聞さんはどう思いますか。