私が一番好きな讃美歌は85番


主の真理(まこと)は 荒磯の岩、
さかまく波にも などか動かん。
くすしきかな あまつみ神
げに尊きかな とこしえの主。


主のめぐみは 浜のまさご、
その数いかでか 計りうべき。
くすしきかな あまつみ神
げに尊きかな とこしえの主。


うつりゆく世、 さだめなき身、
ただ主に頼りて 安きをぞえん。
くすしきかな あまつみ神
げに尊きかな とこしえの主。


つもれるつみ、ふかきけがれ、
ただ主を仰ぎて 救いをぞえん。
くすしきかな あまつみ神
げに尊きかな とこしえの主。

 MIDIも作っておいた⇒讃美歌85番
 
 ところで、私がなぜこの暗い曲が好きなのかまるで自分でもわからなかった。ある日、この曲が実はユダヤの曲だと気が付いた。日本の讃美歌のなかこれだけがユダヤ教の旋律だったのである。不思議な気がした。そして、この詩が日本で作られたことを知った。英訳歌詞はあとから出来たらしい。
 こうしたことにとても不思議な思いがする。あまり神秘的に考えたくはないが、人生には不思議ななにかの関与があるように思う。(ただそれを私は宗教的な信仰にはつなげない。)