日経春秋 春秋(2/5)

一番乗りを競うようにまだ寒いうちに花を咲かせるのは、繁栄のチャンスをつかむ自然の知恵なのかもしれない。花粉を運ぶ虫たちは、そろそろ動き出す。まだ競争相手の植物の多くは眠っている。花粉を飛ばせば交配の確率は高いだろう。気温が下がり切った今こそ飛び出せと、DNAが囁(ささや)いているのだろうか。

 ( ゚д゚)

産経社説 【主張】アホウドリ 移住計画を成功させたい - MSN産経ニュース

 今回の移住活動の費用の大半は、米国側の工面によるものだ。すべてを米国頼みでよいのだろうか。活動域が米国の海にも広がる鳥とはいえ、繁殖地が日本にある以上、環境省も復活促進の予算を計上すべきであろう。

 へぇ。

読売社説 地上デジタル 番組の保護と利便性が大切だ

 この話題が社説に出てくると変な感じがする。

視聴者の期待を裏切る事態にならないよう、真摯(しんし)に話し合うべきだ。

 ほのぼのとした結末。

朝日社説 ギョーザ事件―解決は日中の試金石だ : asahi.com:朝日新聞社説

 なぜ「農薬成分」にいまだこだわっているのだろうか。NHKは早々に「殺虫剤の成分」としているのに。

 中国側は「今回の工場で問題の農薬成分は使っていない」との調査結果を示した。だが、この農薬を日本で入手するのは困難なことなどから、中国内で混入したという見方が日本では強い。
 製造、流通のどこで混入したのか。過ってなのか、あるいはだれかが故意に入れたのか。犯罪だとすれば、動機は何か。解明すべきことはたくさんある。

 これも変。すでに梱包の関係から中国での混入はかなり確実。
 執筆子、事件を知らないのではないか。というか、問題を政治にしすぎ。

冷静に協力し合って解決に導けば、中毒事件の打撃を減らし、成熟した関係への一歩ともなる。

 そうじゃなくて、大筋では安全の問題だし、現地に日本人の管理体制が弱いというのもこれで明らかになったのだから、日本の食の問題という枠組みがあると思うが。

ふと

 はてなとか若い人、ま、私より若い人は多い、そういう人からだと、まだまだ人生あるかなという感じがあり、人生は成功の場だろう、ステージだろうみたく思われているのではないか。それでも青春の終わりみたいな経験はそろそろないのだろうかとも思うが。よくわからない。だいたい私の世代の25歳の感覚が今の35歳の感覚かもしれない、男女とも。ま、それはそれとして。
 で、人生を成功とか失敗とかそういう視点で見ていくと、その、それでもいいんだけど、こうしてぶくまとかで見ていくと、見ていく必要もないしいいからかんに見ているだけだけど、個性化というのはあまり感じてないか、感じている人は見えないものだ。
 ある日自分というものに気が付いてしまったら、成功なんかどうでもいいし、恋愛とかも非モテとかの問題ではなくなる。そうなれというわけでもないし、あまり直裁にいうとあれなんでぼかしていうと、成功しない非モテな自分だけど今は成功してモテとも関係ない自分なおっさんが偉そうに言うの聞くとういのは、あまり個性化とは関係ない。
 個性化というのは生き様にモデルがないということで、それでも世界との折り合いをつけないと生存できない。折り合いの付け方で重要なのは世界の多様性の認識なんで、まさにそれこそ、世界の個性化に向き合うことになる。
 ほいで、そのとき、自分の個性化や世界の個性化でいちばん大切なのは、そこに自己という一点と世界の今ここ「有時」の一点での出会いというかその本質みたいなもの。
 それはさておき、薄目でこの状況を見ると、結果としては、サバイバルということになる。いやべたに言えば、ここでオレ出しすると、オレとか50歳までサバイバルしてましたというのはある。
 しょぼくいうと、サバイバルが目的でないにせよ、サバイバルの均衡感がないと生きていけないという生存の感覚というか、自分のいたわりみたいなものは、あれ、40歳前くらいにあるとよいのかもしれないけど、そのあたりでクリティカルなのは、個性化のある達成なんだろうと思う。
 露骨にいうと、おセックスとかの均衡とかをそれなりに見ていかないといけないのでしょう。
 ま、この話はなかなかうまく言えない。いうと、オレ出しだけになるし、はてなとかでは誤解されるほうに傾く傾向はある。
 いずれ人は全員自分の死を死ぬということでは、サバイバルしていれば自然に出る結論でもあるから、言うだけ無駄かもしれないが。

なんのために

 なにを求めて、生きるのかぁ♪じゃないが、「なんのために生きるのか」論は、テンプレ過ぎて考えにも登らないのだが、登らせてみると、それなりに思うことはある。というか、その思うことは、基本的なフレームワークのセットに収束しているので、むしろ、そのフレームワーク構造が問題なのだが、ようするに、肉体の快感の個性化と一般化の均衡みたいなものだろう。普通、意識が個性化のように思えるが、実際の性の開花期になると肉体の個性化が先行するし、それに従属するしか精神側には残されていないというのは、こりゃ生存の条件化している。
 で、そのあたりを疎外的に分離というか理想化すると、「なんのために生きるのか」論はちょっと違った相貌がある。たぶん、それは愛ではなく友愛なのではないかというあたりで、非常に難しい問題がある。
 話が端折りすぎで何言ってるか気違いモードになってきたけど、ようするに地獄に自ら堕ちていく人へ向ける「愛のような感覚」は愛なのか別の何かなのかよくわからない。これが「敵」なら愛という可能性は、つまり「もっと大きな愛」を想定するればありうるかもしれない。が、要は、その奇妙な哀れみのような感覚だ。
 というあたりで、ニーチェというかツァラトゥストラの最大の問題は高人への憐憫だった。あれは友愛ということだったのかよくわからない。
 孤独は孤独だが、普通の孤独というのは、自己の内在価値によって孤独が評価されてしまうトラップに陥る。つまり、孤独の意味に充足してしまう。
 あるいは孤独は友愛のようなものに引かれる。
 先の「もっと大きな愛」のような、存在の磁場というか場のようなものはあるのだろうが、それが個性化=孤独と友愛とどう関わるかはとても難しい。

あまり言うのもなんだが

 比喩的にだが、脳のなかのなにかが奇妙に活性化していて、それがどうも精神の老化みたいなものを逆行させている感がある。こんなことを言えば、それがボケとか言われそうだし、別段言われてもいいし、なにもいつまでも心は若いと言っているわけではないのだが。
 この奇妙な感じはなんなのだろう。というのは、これが活性化している人はけして少ないわけではないのだが、この活性化はある種の無私というか自己意識の薄さと関係している。つまりある種のべたな善人に多い。精神は老いていないのだが、そこに自己のようななにが抜けていてそのエネルギーバランスのような。
 悪についても同様にその活性化で老いない一群の人がいて、しかもこの手の人たちは意外と肉体的にも老いていない。もちろん、老いはあるけどそれを凌駕する肉体を持っている。肉体がその悪の源泉かもしれない。ただ、この人々は比喩でいえば、メフィストフェレスの僕(しもべ)であってまたそこに集うカネや女も虚栄でしかない。というか、そのあたりは私はすぱっと割り切ってしまった分、ちょっと善人に近い。
 ま。
 私というのは善人のできそこないでこういうことになっているのだろうか。そんな感じもする。疲れていると感性は衰えるし、その緩慢さのサイクルは心の老いのようであるが、すこし瞑想でもすれば、すぐに中二病のようなビビッドな感覚が再生する。そして、それはいつもひりつく感じがする。

胡佳(Hu Jia)について欧米報道

 ⇒China dissident Hu Jia formally charged | Breaking news | Guardian Unlimited Sport
 ⇒Rights group says China dissident Hu Jia to face trial | International | Reuters
 ⇒Pre-Olympic Games - washingtonpost.com
 ⇒Hu Jia (activist) - Wikipedia, the free encyclopedia

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のことを50歳の自分が思うこと

 inspired by らばQ : 42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと
 

1. 学校を絶対にやめないで継続する

 状況によるのでなんとも言えない。

2. お金は腐らずに残るもの ─ 投資は早く始める

 これ翻訳ネタでしょ。日本の場合は場合によっては腐るよ。若いときの投資はまず自分へ(もっともそれを過剰にするのもどうかと思うけど)。

3. 第一印象で家を買わずに、近隣の住宅環境に恵まれた安い家を買う

 これもケースがいろいろあるのでなんとも言えない。一人暮らしと子どものある家庭は違うし、地域が歴史を持っているとまた違う

4. 予算内で生活をする癖をつける

 これも微妙。ちょっとすごいこと言うと、予算というときの期限が問題なんだけど、ってどこがすごいか伝わらないか。

5. どんなものでも交渉する技術を身につける

 これは暇ならというか、交渉する価値があるかによる。

6. 健康保険は片時も手放してはいけない

 外国ネタだからで、そういう問題より、地域行政の使い方を学ぶこと。

7. 仕事は質、家庭は量が大事

 逆かも。

8-1. 金持ちへの近道があると言う人の話を聞かない

 というか、遠回りの道もないかも。

8-2. マルチ商法と呼ばれるビジネスから、遠く遠く距離を置く

 これは日本でもそうでしょうね。

9. 夫婦の価値観が同じことが大事

 たぶん、それは、むりだ。

10. 友人とのつながり

 これはよくわからん。

11. 給料が高いだけの理由で仕事を引き受けてはいけない

 これはそう。

12. 信用はしても確認をする

 これもそうかな。ちょっと信用とか確認が何を意味しているかというのはあるけど。
 
 ま、日本の場合は、コネ社会だから、コネにどうつながっているかが社会性を決めてしまう。でもそれはかなり息苦しいので、そのあたりの折り合いというか。
 ちなみに22歳の自分に今の自分がなんかアドバイスできることがあるかといえば、ソープに行けかも(いや冗談ですてば)。