今日の大手紙社説
特に話題はないけど、なんか今日は面くらう話ばっかり。朝日社説はスルーしたけど、ちらと見て、ドンビキした。
日経春秋 春秋(2/4)
夜空に浮かぶ月の満ち欠けをもとにした、いわゆる旧暦では立春のきょうが12月28日で、今週木曜日が元旦。体のリズムに合うからと女性に旧暦の手帳が売れるなど、歴史に消えたはずの暦がひそかに注目を集めている。
「体のリズムに合うからと女性に」って、ずんとドンビキ。
日経社説 激化する「国際標準」競争に乗り遅れるな
世界の巨大な田舎っぺ米国が尺貫法を使っているかぎり遅れる心配なし。
産経社説 【主張】新型インフル テロ対策に劣らない課題 - MSN産経ニュース
つうか、産経新聞ですら、台湾がWHOから排除されている問題に気が付かないとは。この問題は台湾を直撃して日本を直撃する。必ずしもその順序でなくても影響はそうなる。これもわかっていてどうにもできない。
毎日社説 社説:視点 代理出産の試行 課題はデータ集積だけでない=論説委員・青野由利 - 毎日jp(毎日新聞)
これは逆に識者だからこんがらがってしまったのか。匿名だったらずばりの意見が出そうな伊予柑。
毎日社説 社説:次世代通信網 日本の底上げにつなげたい - 毎日jp(毎日新聞)
うぁびっくりした。なんだこれ。
通常のインターネットは、プロバイダーと呼ばれるネット接続業者を軸に分散型で管理している。NGNの場合は、集中型で管理を行い、通信会社がその役割を担う。これによってデータの流れの制御が容易になり、安定的で信頼度の高い通信網が構築できる。
これまでの電話網の持つ安定した音声品質と接続環境を、IPと呼ばれるインターネットの通信方式を使って実現する。大容量の光回線を使用し、デジタル技術による通信速度の保証によって、高精度の動画なども滞ることなく送受信ができるようになる。
安全性も格段に向上し、ネット犯罪の温床になっているなりすましなどの行為の防止にも役立つ。医療や教育などの分野への応用も期待されている。
間違いではないし、執筆子がまるで理解してないわけでもないのかもしれないが、これ説明になっているのか。つまり、集中型とIPの関係わかってる?的な。それと、「大容量の光回線」が必ずしもポイントというわけでもない。
今後の基盤的通信網となることが期待されているNGNは、KDDIやソフトバンクテレコムも構想を発表しているが、相互に開かれたシステムでなければならないのは、言うまでもないことだろう。
ここもなあ。「相互に開かれた」が技術を指すなら、NGNの基礎はITU-Tだからその面では問題なくて、現状ではようするにコストというか大容量対コストの問題。っていうか、どうもこの社説、わかってなさげな。っていうか、ITU-Tを知っている?
接続料問題に早く決着をつけ、制約も緩和して、NGNの活用を日本の底上げにつなげ、標準化競争でも優位になるようにしてもらいたい。
で、つまり、「接続料問題」なわけですよ。ほいで、結局誰かが回線料金は払うわけですよ。なので、そういうスジで考えないと。
いや、べっくらした。毎日新聞からこの球が出てくると思わなかった。
読売社説 タイ民政復帰 新政権下で安定は回復するか
社説としては面白いけど、現状ではなんとも。タイを取り巻く問題もあるし。
快晴
朝、外に出るとまぶしく、サングラスをする。そういえば昨晩も雪明かりが美しかった。
富士山もきれいだ。
夢は、昔の実家のことだった。回りの住宅もそのままだった。夢のなかで時は凍結しているのかもしれない。夜中にふと目覚め、また寝た。もう一つの夢は政治家になっているというものだった。麻生さんと密談などしていた。
天気図を見ると、週中からまた雪でも降りそうだ。
そうかなあ
⇒はてなブックマーク - [言語] 初心者向けの言語 - Matzにっき(2008-02-04)
反論とかそんなものでもないけど。っていうか同意見になるのだろうけど。ちょいと。
コンパイラの吐くマシンコードを見て、バカじゃねーのこいつとかデバッグして夜明けを迎えた若い日々の私とか、抽象化なんてという感じはある。ライブラリが信じられないんですよ、クラスなんかまして。いやそこまでは言わない。
っていうか、結論を言うと、抽象化っていうのは、隠蔽されてわかりやすいインタフェースになるべきなんですよ(インタフェース実装とかじゃなくて)。だから、抽象化を見せるかどうかというのが問題。
っていうか、プログラマというとき、いわゆるコンピュータサイエンス的なプログラマとかemacsとか全部書いちゃうプログラマとかはいろいろ知ってないといけないけど、抽象化というのは設計の概念であって、べたに言うと、UML書いてくれたらあとのコーディングはお仕事お仕事お仕事なわけで……。
別の言い方をするとUML、でなくてもいいけど、そういうのは個別のプログラミング言語というより設計技法の問題。それと、実際のところ、プログラミング言語とか現場のプロセスというのは、単に人月工数というか工費の問題で、そのあたりできまる。
というか。
HTMLなんてプログラミング言語じゃないとか言われるけど、あれだって高度に抽象化されたプログラミング言語なわけで、DOM的に見られるというのは内部がクラス化されているわけですよ。
ま、そんなこんな。
そういえば
⇒プログラミングという行為でしか得られないものってありますか? #成果物や報酬のことではありません - 人力検索はてな
私は中学生のころ簡単な加算機をプラスチックのからくりで作ったことがある。といってゼロからじゃなくて、米国製の教材だったが。ほいで、ほぉ、コンピューターっていうのは電気で動くもんじゃないのだと腹の底から納得した。で、その結果、後のコンピューター文明の見方の基礎になった。(っていうかトランジスタを増幅じゃなくてゲーティングで使う時代が来るのかと思った。)
私は20代の後半、とあるいろいろな契機があって、CPUをスクラッチからフィルムまで作成したことがある。というわけで、なーんだこんなふうになっているのかというのはよくわかった。
ただ、386以降はよくわかんないなとは思うようになったし、プログラミングでいばライブラリというかクラスに疑念を持たず、マシンコードでデバッグするやつなんて世の中もういなのかというあたりで、自分の見ている世界と、若いエンジニアの見ている世界は違うんだろうなと思った。
今日の頑固飼
⇒404 Blog Not Found:勝手に説教 - ガキとオヤとジブン
ぶくまー⇒はてなブックマーク - 404 Blog Not Found:勝手に説教 - ガキとオヤとジブン
そしてその効果⇒子供のはなし #2 - 黎明日記
いやはや。
と、書いて、から消してしまった。
誤解されるかな、じゃ、補足はと思って、よくわかんなくなってしまった。
ネガな意味ではないんだけど、とかごにょごにょ。
と書いて和みに、ダジャレでも。
いきなりだんごかい。
いきなりだんこがい。
我々全員の知的生産性を10桁上げる方法
基準を10桁下げるだけでよい。