中国の反日暴動で気にしないといけない歴史事件は…
⇒残虐目を覆う通州事件
日本人にとっては、こうした事態の萌芽があるかどうかが重要なんで、現状の暴動だとたいしたことないレベルです。
というか、今の若い日人たちは、60年代の日本の暴動などのリアリティも知らないのではないか、という気がする。あるいは、天安門に戦車がくりだすあの歴史の瞬間とか…。ま、知ってるほうがいいというわけではないが、一般論として、歴史の感覚というのは養ったほうがいいです。
あと、根本的なことだし、批判されるかもしれないけど、60年も昔のことは、すでに経験者がいないのだから、現代の日本人に歴史を反省しろと言われても感覚としては通じない。つまり、感覚の問題じゃないわけで、国政と外交をどうするか。そこに感情をまぜてくる中韓はただ幼稚なことやっているだけ、というか、別の政治意図でしかない。
今日の新聞各紙社説は…
読み手のこちらの意識の問題かもしれないが、浅薄な社説が多いなぁと感じがした。
現場感がまるでない。
●日経社説 「通信・放送の融合」が問うメディア規制
なんか、素っ頓狂に外していると思う。単純な話、インターネットが放送媒体としてはテレビほどリーチがないし、それを追い越す見込みもない。反面、テレビの広告広告は瓦解しつつある。と、いう構造なんじゃないのか。
●産経社説 大阪市職員厚遇 “もらい得”意識の一掃を
そういう問題かな。「大阪」問題はもっと根が深そうな気がする。覗き込みたくないが。
●産経社説 反日デモ暴徒化 なぜ暴挙を制止しないか
内容なし。
●毎日社説 OECD事務総長人事 日本は組織活性化策を示せ
ちょっと読むに耐えない社説。っていうか、これって社説か? 政府系の広報誌?
●毎日社説 預金者の保護 盗難カードや通帳も救済を
これはスジ違いに思えるのだが。
●読売社説 [日露関係]「『北方領土』打開が双方の利益だ」
つまり、読売は、おばか。
●読売社説 [『反日』デモ]「中国は自らリスクを高めている」
はずし。
●朝日社説 春と若者 うまい話にはトゲがある
ばかみたい。本田記者に言っとけ。
●朝日社説 暴力デモ 上海まで、の衝撃
それほどの暴動でもないのを大げさにしているのはどんな意図か?
日本人は世界に友好を広めようと思っても実際は敵ばかりですよ…
アジア域には華僑のネットワークの利権があるわけで、それが単純に反日というわけではないけど、利害誘導に使えるカードならほいほい使われる。シンガポール世論とかもうお笑いに近い。
朝鮮については言うまでもないし、言うと、むっとされてもしかたない。友好というのはごく民間レベルでしかない。
台湾はすでに親日の流れを失っている。
中国本土側はこすいからむしろ親日を演出されたら日本はたまんない。
ソ連解体後のロシアとは戦略的に友好であるべきだけど、これが、日本の国内対立で、むずかしい。
中近東はよくわからない。愛・地球博とかのんきなことやっているけど、これに参加している国における中近東の状況は検証の価値あり。
欧米圏は、無意識では、日本への偏見です。っていうか、人種偏見って、単純に、しかも数百年スパンで除けるわけはない。
日本はどうやって世界に自分をつなげるか…アフリカとか無視しまくっているし。南米も。
日本は孤立した文明なんですよ。なんとかそれでこの国民がこの世界の端っこで幸せに生きられるようにめっちゃ知恵を絞るのが重要なんで、国内的な善意は対外的に通じるわけないです。
反日暴動には日本は防戦あるのみですよ、そして胡錦濤を支持すること
暴動の背景ははっきりとはわからないけど、反胡錦濤であることはたしか。
で、日本にとって、胡錦濤政権を支持するべきかどうかが重要。
で、支持すべきでしょう。(日本経済の状況を見ればそれ以外ありえねー。)
とすれば、暴動もそういう視点で見なくては。つまり、反胡錦濤に有利に日本が振る舞うんじゃねー。
ただ、中期的には、日本は、胡錦濤政権を含めて中国外交にこれ以上謝罪カードを切らせないためにも、ここで、欧米左派がおためごかすようにくだらないヘタレをしないこと。従来ヘタレ続けてこのザマになったわけだし。村山富市はもう悪夢で忘れたいトラウマ(心的外傷)でどうしようもないけど、河野洋平はほとんどセンパン。
むしろ、この暴動で中国が日本に謝罪しないというプロトコルこそ学ぶべき。
中国が恐いのは、内部の崩壊だし、経済崩壊。端的に海外投資が終われば一巻の終わり。そのあたりの恐怖度を日本が海外にじわっと情報戦でもやればいいけど、そんなタマは日本にはなし。
靖国問題でちょっと思うのだが…
⇒Sankei Web 政治 【反日デモ 私はこうみる】日中協会会長(元自治相)・野田毅氏(04/17 09:33)
など、ふーんなのだが。
そして、いわゆる靖国問題みたいな話に関わりたくもないのだが。
ちょっと中国人の動向を見ていて思うのだが、中国人は、靖国神社というのがまるでわかってないというか、あるいは、ある種の鬼神として怖がっているのではないか?
台湾とか華僑圏を旅行した人は知っていると思うが、彼らの鬼神信仰というか、道教的な神信仰は非常に深い。大陸側の状況を私は実感としてしらないのだが、基本的には同じだろう。日本人など外人から見ると、中国人は福神信仰が盛んであるかのように見えるのだが、私の印象では、悪神というか恐い神への畏れも強く(ただ、日本のたたり神とは違うようにも思う)、なんというか、靖国というのは、日本人がもっている反漢民族鬼神としての関帝廟のような位置にあるのではないか。
というのは、日本にいる中国人も靖国神社をイデオロギーとかいう以前に、一種の異界というか、霊的な恐怖と見ているような印象を受ける。
単純に言うと、中国人は、靖国神社という鬼神を持つ日本が恐いから、あれやめてよ〜恐いよ〜ということではないのか。
洒落でいうと、「靖国神発財」とかいうお札を見せると中国の暴徒たちは消えていくのではないか。
プロ市民もなかなかいい芸風
⇒中国抗議デモ計画
わろた。
あらすじ⇒世界の中心で左右をヲチするノケモノ - プロ市民の陰謀だモナ
まとめ⇒中国抗議デモ計画経過を追う
おまけ⇒中国大使館に花束を投げ込むOFF会
それにしても、ネラー、おまえら偉いよ。ほんと。こういう知性と行動力があれば、日本の未来も明るいと思う、って、ほんとにそう思う。
吉本隆明が往時、ねるぽ(昼寝でもしてらー)と言っていたが、その達成の上にちゃんとあると思う。
安保闘争を勝利と考えたものたちは、政暴法闘争でも「勝利」するだろうし、つぎに何々闘争でも勝利するだろう。そしてその果てには徹底他力、組織物神、自己覚醒の放棄、官僚的屑の幻しかあらわれるはずがないのだ。敗北を知りながらたたかわねばならないときは必ずあるものなのだ。そのことはたんなる決断のもんだい以外の何も意味しはしない。しかし、一度、敗北した方法で、二度敗北することはだれにも許されないのである。「出掛けませんか」、「よしましょう、昼寝をしますよ」
……「擬制の終焉」
Jwordについて知っておいていいかも
これ⇒Stop the Jword/JwordをブロックするIEの設定方法
私は別の方法でブロックしているけど。
ってか、我ながら、厨、っぽいのだが、けっ、こんなところに中国様を入れるなよ、である。
Sleipnirだとあの変なActiveXを入れずにJwordが使えるのだが、使いたいか?
日本人の歩き方…腰のロールがない
と思っていたのだが、似たような観察があった。
これ⇒しぐさの人間学
前かがみで、ひざを曲げ、踵(かかと)を引きずって歩く日本人の歩き方は、おどろくほどいまもかわっていないが、日本人の歩き方にはもう一つ面白い特徴がある。
欧米人や南アジアの人たちは、背筋を伸ばして、両腕を反動をとるようにふってさっそうと歩くが、日本人は歩くとき腕をほとんど利用しない。かつて日本を訪れたドイツの建築家ブルーノ・タウとも「日本人は、歩行の際に両腕を前後に大きく振らない」と書いているが、概して腕のふりと脚の動きがうまく連動していないことが多いのである。
腕の振りより、腰のロールのほうが問題。って、悪いっていう意味ではなく。
腰がロールしないから、上半身へのストロークがないんですよ。
なんとなく思うのは、これって、草履歩きなのではないか?
中国人はよくわからないが。
リーガルの靴とか以前好んで履いていたが、あれは重たいから楽なんですよ。脚が振り子になる。ただ、その振り子をスイングさせるには、腰をロールさせないといけないんで、循環論法みたいだけど。
日本人の歩き方を誇張するとゴリラ歩きみたいになるとも思うが。