朝日 在日米軍再編―施設返還を早く確実に : 朝日新聞デジタル:社説
懸案だった米軍施設の統合、土地の返還、さらには海兵隊の国外移転への道筋が示されたことは一歩前進であり、進展を期待する。
これは自民党時代の遺産。
一方で、普天間の辺野古移設を相変わらず「唯一の有効な解決策」としたのはいただけない。「見直し」に含みを持たせるような表現も加えたとはいえ、展望は開けていない。
これはかなり単純なレベルの悪質な修辞。含みがあれば、「唯一の有効な解決策」というわけではない。米議会でもめた経緯を見れば明らかなこと。
「含み」については⇒【米軍再編】共同文書を発表 海兵隊を分散配置 辺野古以外の移設に含み+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
社説に戻って。
普天間問題には、首をかしげざるを得ない。新しい方針への転換は、辺野古案を白紙に戻す好機だったはずだ。
嘉手納への統合を唱える米議員の要望もあり、「唯一の有効な解決策」の前に「これまでに特定された」をつけたが、政府が本気で検討する気配はない。
端的に民主党政権がダメだったということ。