日経新聞社説 現実味おびる普天間の現状固定の危険  :日本経済新聞

 基地の行き場がなくなれば、最終的に事故の危険と隣り合わせのまま、普天間がいまの場所にとどまることになる。そうなれば、普天間移設とセットになっている他の沖縄の負担軽減策も先送りされてしまう。
 最たるものが米海兵隊約8千人の沖縄からグアムへの移転だ。移設の遅れに業を煮やし、米議会はグアム移転経費の予算を削り始めている。
 こうした事態は日米両政府だけでなく、基地負担の軽減を望む沖縄側にとっても最悪といえる展開だろう。では、どうするか。

 まあ、そういうことになりました。