日経 今こそ入試改革に踏み出せ  :日本経済新聞

 このなかで忘れてはならないのが大学入試のあり方だ。国公立大に共通1次試験が導入され、現在の選抜システムの原型ができて約30年。入試を根っこから改革する時期ではないだろうか。

 国公立の大学なんて、官吏養成機関かあるいはコミュミニティカレッジみたいなものだから、できるだけ特化縮小すればいいと思うのでまるでこの手の議論に関心が向かない。
 むしろ私学がさっさとSATに取り組み、それをもとに他国の大学と単位交換の仕組みを持てばいいのだけど、ようするにそういう私学の改革は進まない。
 たぶん、私学を蝕んでいるのはその教師達の国公立大学重視の固定観念なのではないかな。ただ、現実にはそれでは経営が成り立たないというのはるだろうから、これもなんとも。
 大学問題は議論するだけこじれてしかも現実の学生になんの意味もない。どんな大学でもいいからさっさと目をつぶって卒業してそれからどう自分の知識・知性を研鑽していくかそういう道を探していくほうがいい。
 曖昧に思えるなら、普通に語学の勉強はするといいし、語学の勉強ははてブのリストにあがる変な記事を参考にせず、普通に英語で自分の関心ある領域の基本文献を地味に読み続けるといいと思う。