増田ネタが続いてなんだが、料理の能力とお菓子を作る能力は別
逆にお菓子がなぜか作れない人は計量を端折る奴が多い。
お菓子というのは、計量しないと絶対ぃぃぃぃにできない。というか、計量しないでできているお菓子は、うーむ、なんといっていいのか。
料理は計量しないでもできる。なぜかとかいうと……めんどくせ。
でだ。
じゃ、計量さえできればお菓子は作れるのかというと……これがけっこうできる。いや、お菓子のレシピっていうのは、料理のレシピより厳密なのだからして、これをべたにやってみるといいと思う。もちろん、最初は、計量の道具を揃えること。ついでにいうとお菓子作りには所定の道具を揃える必要がある。
ただし、お菓子の本当にというか一つ越えるところからは才能が必要。香りのセンスとか甘味のセンスとかとかとか。
まあ、でも、計量すればできるってば。
じゃ、料理も計量でできるのか?
それが、できる。
料理が下手な人は、まあ、才能もかなりありそうなんだけど、努力の方向が内向きとか明後日向きになっているっぽい。
きちんとしたレシピで計量して熱とかきちんとやると、それなりにできてしまう。
岸本葉子の理系パパが実験やるように料理を覚えてうまくなったというエピソードがあるけど、実は、実験屋は料理がうまい。手順が同じなんだもの。ただ、はてなで理系がどうたらとか理論系のことで吹いているのはまあ、だめだろね。
で、じゃ、この理系的料理なんだけど、この人たちの少なからずは、理系的な発想から料理が抜けない。もちろん、4人前のレシピを2人前に変換するのはできる、べたに理系なんだし。
ところが、いわゆる料理がうまい人はそうしたことしない。
このあたりが非常に面白い。
平野レミとか見ていると、笑って歌っているけど、目の奥が凍っていて、どうして人は料理ができないのだろうかと実は研究しているっぽい。