朝日社説 「かんぽの宿」白紙―西川郵政は説明つくせ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 はは、面白い。

 ただし、西川社長が「公明正大に進めている」と胸を張った入札は、一連の経緯が明らかになるにつれ、むしろ謎めいた部分が出てきた。

 朝日、読売、日経はこれまで西川をサポートしてはずじゃなかったか。

 しかも、売却には不利でも、雇用を守るという条件は必要だ。一括売却するはずだった79施設は個別に売ることになりそうなので、よけいに時間も手間もかかる。条件の悪い施設は買い手が見つからないかもしれない。

 この未練がましさは風流のうち。

朝日社説 小泉発言―あきれる自民の右往左往 : asahi.com(朝日新聞社):社説

 はは、面白い。

 だが、そもそも麻生氏を重用し、首相の座をうかがえるところまで押し上げたのは小泉元首相その人である。定額給付金に疑問があるならもっと早く声をあげるべきではなかったか。

 それを言うなら安倍総理を作り出したもの小泉ということだが、その過程を見てそう思える人はないだろうし、その過程に小泉がどうだったかも。

 今回の小泉発言で、結果として自民党に国民の耳目が集まったのは間違いない。得意の短い発言で流れをつくる「小泉劇場」の再現を狙っているとすれば、それは引退を表明した元首相がやるべきことではあるまい。

 このあたりの反小泉キンタマ縮み上がりぐあいが面白い。小泉としては2/3勝利を重く思っているのだろう。これはこう使うものではない、と。ただ、チルドレンたちのケツを拭いてやらなくてはという思いはあるだろう。
 小泉が動くなら、小池に動きがあるはずだし、なにより中川秀との関連があるはず。というか、飯島が引っ込んだ今、具体的に小泉が動けるわけもないのは自身が一番知っているだろう。

 いや、小泉氏が本気で首相に政策転換を促すというのなら、定額給付金をめぐる衆院再議決では言葉通り「反対」の行動をとるべきだ。
 情けないのは、麻生政権に批判や不満があるのに、正面から主張しようとしない自民党の議員たちだ。福田前首相にも、自ら公約した道路特定財源一般財源化が骨抜きになったことを、どう思っているのか聞いてみたい。

 つまり、民主党のふがいなさでもあり、これはいずれ反転して吹き出すのだろう。
 政局的には⇒中川氏の代表世話人の肩書きは変わらず 自民党町村派 会長に町村氏復帰 - MSN産経ニュース

 自民党最大派閥の町村派清和政策研究会)は5日の総会で、3人いる代表世話人による集団指導体制を見直し、(1)派閥会長に町村信孝官房長官を復帰させる(2)町村氏とともに代表世話人を務めてきた中川秀直元幹事長、谷川秀善参院議員の2人は続投する−ことを決めた。同派最高顧問の森喜朗元首相の提案によるものだ。麻生太郎首相の政権運営を批判してきた中川氏を、町村会長の下に位置づけて降格するものだ。

 このあたりの関連なんだろうと思う。
 森もさすがにもう動けないし、麻生を降ろして次の弾はありえない。とすれば、解散に打って出させるしかない。と流れを見るなら麻生はきちんとグリップ握っているじゃないか。
 今回の馬鹿騒ぎ、麻生さんの天然か策略なのか、実に見分けが難しい。ユーモアセンス以外に能ある鷹は爪を隠す的な能はなさそうだが、肝っ玉だけはある。つまり、いよいよこの人の本当の力、つまり、ヤブレカブレを勘で出しているのだろう。裏に町村禅定があるとも思えない、とすれば、意外と麻生はお祖父様の魂だけは受けているのかもしれない。私は、なぜか、こういう政治屋というか、政治の本性を剥き出しにリインカーネトする人間に興味がある。
 切隊さんもよく見ていた。見過ぎているけど。
 2007.09.14⇒切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog: ほんとに麻生太郎氏でいいの?

ただ、麻生氏ってのは小泉氏以上に頭が良い分、官僚の意見を「聞き入れすぎる」だろうし、党人の意見に「配慮しすぎる」だろうし、直截的な物言いで国民を挑発しながら小泉以上のポピュリズムの方向へ舵を切るのを当然のようにするだろうと思う。

 まだそこまでの光景は見ていないが。

 麻生氏というのは我々が考える以上に一種の冒険主義と現実主義を兼ね合わせた人間であって、表現はやや不遜不敬ながらナジ・イムレ首相みたいに麻生氏がならないといいなと思ってしまう。

 しかし、そういう時代になりそうだし、不吉な未来が見えるというのも不幸なもの。

で、それはいいのよ… そういう人がこういう状況で必要とされて出てくるのは必然だから。ただ、例えば効果が出て支持が回復する途上で選挙になりました、負けました、ってときに、その路線は国民から否定されたという議論になったら… 麻生氏なら降りちゃうわな。その後は誰がやるの。福田氏ですか。谷垣氏ですか。

 小沢ですか。町村ですか。

麻生氏で負けたら、本当に自民党はなくなるんじゃないかと。だって次がいないもの。選挙に勝てて、日米関係を軸とした安全保障を考えられて、経済効率や治安対策まで網羅する浅くても広い政治家のストックがもうない。だから平沼氏を呼び戻したんだといっても国民が納得するのかどうか… そうなると、麻生氏は政権についたら全力で民主党を割ろうとすると感じます。でも金がないんだよね。

 平沼で国民が納得する……という図でみると小泉笑ちゃうがホラーな彩りに。
 まあ、ざっくり見てろくなことはないよ。
 吉本隆明が昔言って、そして自身がすでに否定した大衆の原像というものがあれば、そしてそこに静かな革命が起きているなら、日本はここを乗り切る。大衆は正義や美辞麗句で生きていない、本音で生きている。マスメディアが発狂していても最後は自分の生活に戻る。だから、あの敗戦を乗り越えた。

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 微妙に前線のかかりかたがずれ今頃に予想した雨はない。予想といえば昨日は予想したより寒かったが夕刻の風は生温かくそれなりに春一番を感じた。あまり自分の心を覗くような本は読まず逆に脳をごりごりと使うような本ばかり読んでいるせいか、ぐったりして夢も見ない。

May the forth be with us!

 ⇒政府紙幣25兆円を発行せよ! 元財務官僚の高橋洋一東洋大教授が効用語る - MSN産経ニュース

 そうなると失業率は平均6〜10%となり、若年層では20%に達する。昭和28年以降、最悪の数値は5・5%。いかに深刻かが分かるのではないか。現在より300万〜400万人の失業者が増えれば、社会不安を招くことは間違いない。
 このような経済情勢をシミュレートすると、80兆円に上る需給ギャップが発生する。これを埋め、完全雇用に近づけ、成長軌道に乗せる思い切った政策が必要となる。

 暗黒的にいうとたぶん政府紙幣は実現しないから、400万人失業の時代が来るでしょう。他人事じゃないですけど。

 日銀や財務省は「円の価値が下がる」と批判にならない批判をしているが、要するにインフレを懸念しているだけではないのか。
 だが、大デフレ時のインフレは良薬だ。デフレは例えて言えば氷風呂。政府紙幣は熱湯。普段のお湯ならやけどをするが、氷風呂なら熱湯を入れない方が凍え死ぬ。財務省や日銀にはその辺りの危機意識がまったくない。金融政策は本来日銀の仕事だが、日銀が何もしないのならば政府がやるしかないではないか。

 政府ってそのためにある道具なんだけど。

 政府は通貨法で記念事業として1万円までの通貨を発行できるので法改正は必要ない。政府紙幣国債の日銀引き受けと同じ効果を持つが、政府だけで実行可能となる点が大きく異なる。

 それはそう。

 「インフレ懸念の観点から歯止めが必要だ」と言うならば「インフレ率3%になれば発行をやめる」など物価安定目標を定めればよい。これは同時に財政規律の確保にもつながる。

 そこが技術論かな。
 ⇒はてなブックマーク - 政府紙幣25兆円を発行せよ! 元財務官僚の高橋洋一東洋大教授が効用語る - MSN産経ニュース

finai 政府紙幣, 財政 ↓白川や深尾先生の技術論はいずれも検討に値しない水準。デフレ対策だから政府が買取る必要は端からなく、利子不要の政府紙幣が財源なら、少なくとも日銀の経費等で目減りする国庫納付金より通貨発行益が大きい。 2009/02/13
pal-9999 finance 25兆円くらいだと日銀の国庫納付金の先取りになって終わるんじゃないかな。毎年25兆円づつ4年間やれば別だけど。多分、そういうこと考えているんだと思う。 2009/02/13

 そうかな。
 ただ、意外と問題なのは、「要するにインフレを懸念しているだけではないのか」ではないんじゃないか。
 無知を晒すようだけど、日本がリフレするとドルが上がるわけで、そこがまずいんじゃないの。というか、日中でドルをファイナンスする構造とのバランスでは。

北京的爆竹

 香織丹⇒雑談:CCTV炎上:イザ!

私個人の疑問をいえば、たかが打ち上げ花火で(でかいとはいえ、素人があげるのだ、日本の尺玉とかああいうレベルではないと思う)高層ビルが3時間半で全焼(鎮火までは約6時間)するなんて、あまりにも脆いのではないだろうか。

コンピュータ界に最も貢献した人

 ⇒あなたが考える「コンピュータ界に最も貢献した人」は? - スラッシュドット・ジャパン

そこであなたが思う"コンピュータ界に最も貢献した人"やその逸話を教えてください。

 じゃ。
1 ゲイリー・キルドール
 ⇒ゲイリー・キルドール - Wikipedia

1972年、ワシントン州ワシントン大学 (UW)より計算機科学の博士号を受けた。その後モントレーにあるアメリカで唯一の海軍大学院大学の教授を務めその間にインテル4004、8008用のPL/IインプリメントしPL/Mと名付けた。その開発環境の研究も行い、それがCP/Mとなった。

 彼がマイコンにOSを乗っけた。この衝撃を察した西和彦の着想で、でビルゲーツは大もうけをした。
 キルドールには、すごい嫁がいた、そして不幸な最後を遂げた。
 
2 チャック・ペドル
 ⇒Chuck Peddle - Wikipedia, the free encyclopedia

Electronics engineer Chuck Peddle is mostly known as the main designer of the MOS Technology 6502 microprocessor; the KIM-1 SBC; and its successor the Commodore PET personal computer, both based on the 6502.

 マイコン史からすると、嶋正利さんのほうがすごいということになっているのだけど、嶋さんの作ったマイコンは結局人類のパソコン史を歪めてしまったと思うというか、実際の現代のマイコンの着想を作ったのはチャック・ペドルだと思う。これがなければ、PETもなく、Appleもなかった。

Peddle recognized a market for an ultra low price microprocessor and began to champion such a design to complement the £150 Motorola 6800. His efforts were frustrated by Motorola management and he was told to drop the project. He then left for MOS Technology, where he headed the design of the 650x family of processors; these were made as a £60 answer to the Motorola 6800.

 6800のマーケット的な欠点を見抜いていた。
 チャックは自分で作ったチップをガレージセールみたいなところで若者に売っていた。これが革命をもたらした。
 
3 ビル・アトキンソン
 ⇒ビル・アトキンソン - Wikipedia

ビル・アトキンソン(Bill Atkinson,1951年-月-日 - )は自然写真家でソフトウェアエンジニア。アップルコンピュータのLisaとMacintoshプロジェクトにおける代表的な開発者。ジェフ・ラスキンの教え子で、QuickDraw、HyperCard、MacPaintなどの開発者として知られる。Apple II時代にはUCSDPascalのアップル版なども担当した。

 事実上、Macintoshを実現させたのは彼の力。あの気違いみたいなTool BoxとAPIの構造を作った。
 娘が生まれてから、どうしようと思って、HyperCardを作った。個人的にはHyperCardSmallTalkより歴史的にインパクトがあったんじゃないか。
 そのあと、Magic Capができた。あの夢のできそこないがiPhoneになった。
 彼はその後写真家になった。自分の好きな生き方を選んだ。賢人である。
 余談だが、今週のニューズウィーク日本版にジョブズのことが載っていた。嘆息した。

NHK、どうする日本「危機の自治体」、見なかったよ

 先生はご覧になった⇒Letter from Yochomachi (Blogger): NHK:どうする日本「危機の自治体」……無理やり借金をさせられたんだとさ
 私は録画して開けたら、内橋先生がお病気のあともご健在そうなので、そこでやめて、録画を消去しました。
 ほいで、浪花の華を見た。面白かった。栗山千明のもだえがエロ過ぎ。

今日の一冊 「海辺のカフカ」村上春樹

 ⇒千住博さんの私の1冊「海辺のカフカ」村上春樹 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 千住博がね、という感じはした。番組はしかしそこよりも春樹作品のストーリーを追っていたのだが、そしてそれは悪いできでもないのだが、まあ、失敗でした。
 NHK側でもうちょっと作り込みをすべきだったのではないかな。難しいのだろうけど、もともと難しいのだから。
 ちなみに⇒極東ブログ: [書評]海辺のカフカ(村上春樹)

今日の一冊 「鴉の死」金石範

 ⇒崔洋一さんの私の1冊「鴉の死」金石範 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 金石範と崔洋一でしか描けない世界があり、その部分は、済州島虐殺を思う人には重たい課題だ。

cover
鴉の死・夢、草深し (小学館文庫): 金 石範
 これもプレミアムか。
 日韓に潜む歴史の問題は昨今のネットの風景からはわからなくなったと思う。歴史学として語られる部分からこぼれるものがあまり大きい。

今日の一冊 「窓ぎわのトットちゃん」黒柳徹子

矢野沙織さんの私の1冊「窓ぎわのトットちゃん」黒柳徹子 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 矢野沙織については知らなかった。若い人か。
 ⇒矢野沙織 - Wikipedia

cover
窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫): 黒柳 徹子
 大ベストセラーでもあり、あの年代の人はかなり読んでいる、が、これは不思議な本でもあった。
 ⇒窓ぎわのトットちゃん - Wikipedia
 そして⇒「 チョッちゃんが行くわよ (1982年): 黒柳 朝: 本」
 ⇒チョッちゃん - Wikipedia
 長谷川町子の姉を思わせるクリスチャンでもあった。
 ⇒黒柳朝 - Wikipedia
 ⇒黒柳徹子 - Wikipedia
 彼女は私の母と同い年である。まあそれなりに思うことはある。
 黒柳徹子のビキニというのを見たことがある。林真理子のヌードのように目について忘れられない。
 いろいろ思うことがあるが言葉になってこない。が、矢野沙織はそういう背景は知らないようだった。それはそれで悪いことではない。

今日の一冊 「国旗が垂れる」尾辻克彦

 ⇒ねじめ正一さんの私の1冊「国旗が垂れる」尾辻克彦 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 ねじめさんがなんとなく大家になっていた。そういえば実家のお店に行ったことを思いだした。
 最初に打ち合わせしたようにそれとなく、赤瀬川原平名を出していた。
 ⇒「 国旗が垂れる (1983年): 尾辻 克彦: 本」
 これもプレミアムだな。
 ねじめさんがなぜ作家になったかといういきさつの話でもあった。
 ⇒asahi.com(朝日新聞社):尾辻克彦『国旗が垂れる』 ねじめ正一(上) - たいせつな本 - BOOK

今日の一冊 「ボクの学校は山と川」矢口高雄

 ⇒米村でんじろうさんの私の1冊「ボクの学校は山と川」矢口高雄 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 まあ、ふつうにいい番組でしたよ。私も自然探索少年だったし。

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ボクの学校は山と川 (講談社文庫): 矢口 高雄
 機会があったら読んでみようと思った。

今日の一冊 「坊っちゃん」夏目漱石

 ⇒江川達也さんの私の1冊「坊っちゃん」夏目漱石 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 意外に面白い番組だった。もしかするとNHKのこのシリーズでもっともよく出来た出来になるかもしれない。
 江川が、自分だけがこれを理解できたという思いをなんとか伝えてようとしている熱意がよかった。
 高島俊男先生も漱石は「坊ちゃん」が傑作であとはつまらないと言い切ってみせたが、先生一流の批評としてもそういう面はたしかにある。
 坊ちゃんの世界は、なんというか、コミカルな学童向けの文学のように見られているが、実は、現代日本とまったく変わっていない。それはそれだけで大きな批評というべきものだし、江川はそこをけっこうマジに受け止めていたようだった。
 青空文庫図書カード:坊っちゃん

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坊っちゃん 1 (1) (ガンボコミックス 1): 夏目 漱石, 江川 達也
 なんだこのプレミアムはとも思うが。

今日の一冊 「兎の眼」灰谷健次郎

 ⇒有森裕子さんの私の1冊「兎の眼」灰谷健次郎 | NHK 私の1冊 日本の100冊
 私は灰谷健次郎が嫌いなので、困ったなと思って見ていたが、有森さんの語りはよかった。というか、学校の先生の娘さんという感じだった。
 彼女は今が人生の転機というふうに語っていたが、その含みがよくわからなかった。

今日の一冊 「鬼平犯科帳」池波正太郎

 ⇒さだまさしさんの私の1冊「鬼平犯科帳」池波正太郎 | NHK 私の1冊 日本の100冊

「第1巻の第1話から読んで欲しいから、最終巻を選びました。」

 ある年から結局、「鬼平犯科帳池波正太郎だけを繰り返し読むようになった、とのこと。
 さださん、老け込んだかなと思ったがそうでもなかった。
 ⇒さだまさし - Wikipedia

さだ まさし(本名・佐田雅志、1952年4月10日 - )は長崎県長崎市出身のシンガーソングライター、タレント、小説家。ファンとスタッフの間では「まっさん」の愛称で親しまれている。身長:160.5cm。血液型:A型。

 意外に背が低いなと思った。
 この番組のあと、ふと気になってこれを読んだ。

cover
本気で言いたいことがある (新潮新書): さだ まさし

僕はこの国を心から愛している。でも、自分が好きな「日本」という国は、もしかしたら存在しない幻の国なのかもしれない―。家族、子育て、礼儀作法、コミュニケーション、戦争、平和、義、人情…。三十年以上にわたり、全国を隈無く旅して来た著者だからこそ見える、どこかおかしいこの国の今。時に辛辣に、時にユーモアを交えつつ、しかしあくまで真摯に語り尽くした、日本と日本人への処方箋。

 とのことだったが、本気でないとも思わないし、責める意味ではないが、嘘くさい話に思えた。
 ウィキペディアにある、このあたりの話が知りたかった。

佐田家は元々島根県那賀郡三隅町(現浜田市)の大地主の家系である。その次男坊だった祖父・繁治は中国大陸で諜報活動に従事したのち商工省の大臣秘書官を務めた経歴の持ち主であり、その繁治と結婚した祖母エンもまたソ連(現ロシア)のウラジオストックで料亭を営んでいたという当時の日本人女性としては異色の存在である。
 
父・雅人は第二次世界大戦終戦後、長崎出身の戦友とともに復員し、そのまま長崎に住み着いた。その後、戦友の妹・喜代子と結婚し、雅志・繁理・玲子の三人の子をもうけている。雅志の幼少時は、父・雅人は材木商を営み、自宅は庭に小山があるような豪邸だったという。

 さだまさしには、なにか暗い影のようなものを感じる。たぶん、恋愛に関係しているのではないかな。よくわからないが。