May the forth be with us!

 ⇒政府紙幣25兆円を発行せよ! 元財務官僚の高橋洋一東洋大教授が効用語る - MSN産経ニュース

 そうなると失業率は平均6〜10%となり、若年層では20%に達する。昭和28年以降、最悪の数値は5・5%。いかに深刻かが分かるのではないか。現在より300万〜400万人の失業者が増えれば、社会不安を招くことは間違いない。
 このような経済情勢をシミュレートすると、80兆円に上る需給ギャップが発生する。これを埋め、完全雇用に近づけ、成長軌道に乗せる思い切った政策が必要となる。

 暗黒的にいうとたぶん政府紙幣は実現しないから、400万人失業の時代が来るでしょう。他人事じゃないですけど。

 日銀や財務省は「円の価値が下がる」と批判にならない批判をしているが、要するにインフレを懸念しているだけではないのか。
 だが、大デフレ時のインフレは良薬だ。デフレは例えて言えば氷風呂。政府紙幣は熱湯。普段のお湯ならやけどをするが、氷風呂なら熱湯を入れない方が凍え死ぬ。財務省や日銀にはその辺りの危機意識がまったくない。金融政策は本来日銀の仕事だが、日銀が何もしないのならば政府がやるしかないではないか。

 政府ってそのためにある道具なんだけど。

 政府は通貨法で記念事業として1万円までの通貨を発行できるので法改正は必要ない。政府紙幣国債の日銀引き受けと同じ効果を持つが、政府だけで実行可能となる点が大きく異なる。

 それはそう。

 「インフレ懸念の観点から歯止めが必要だ」と言うならば「インフレ率3%になれば発行をやめる」など物価安定目標を定めればよい。これは同時に財政規律の確保にもつながる。

 そこが技術論かな。
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finai 政府紙幣, 財政 ↓白川や深尾先生の技術論はいずれも検討に値しない水準。デフレ対策だから政府が買取る必要は端からなく、利子不要の政府紙幣が財源なら、少なくとも日銀の経費等で目減りする国庫納付金より通貨発行益が大きい。 2009/02/13
pal-9999 finance 25兆円くらいだと日銀の国庫納付金の先取りになって終わるんじゃないかな。毎年25兆円づつ4年間やれば別だけど。多分、そういうこと考えているんだと思う。 2009/02/13

 そうかな。
 ただ、意外と問題なのは、「要するにインフレを懸念しているだけではないのか」ではないんじゃないか。
 無知を晒すようだけど、日本がリフレするとドルが上がるわけで、そこがまずいんじゃないの。というか、日中でドルをファイナンスする構造とのバランスでは。