日経 NIKKEI NET:社説・春秋 ニュース

 なんでしょ、このフカシ。

 5億6000万円7本の豪華さ。機能不全に陥っていたサッカーくじに救世主が現れた。新型商品「BIG(ビッグ)」は繰越金がたまって史上最高の6億円が複数本出る可能性が高まっていた。週末、一獲千金の夢に長蛇の列が続いた。

毎日社説 クラスター爆弾 禁止条約に賛成し推進を

軍縮問題に熱心な日本が、クラスター爆弾で慎重なのは残念だ。禁止条約に賛成し、策定協議に加わることを改めて求めたい。

 なんか理由があったはずだが忘れたな。
 機雷の禁止はなかったはず。先日、ひょこりひょうたん島を見ていたら、「機雷は嫌い」という歌がミュージカルになっていてちょっと感動した。60年代だなぁ。

朝日社説 はしか―脱「輸出国」に本腰を

 まあ、それほどリスクの高い病気でもないし。ってか、どうもこの騒ぎがよくわからん。この騒ぎに乗じてあの馬鹿げたBCG復活を誰か画策しているか?
 世界的に流行っているっぽいが⇒CDC urgers travelers to get measles, mumps, rubella vaccine - OregonLive.com: Breaking News Updates

朝日社説 ヘッジファンド―情報集めて監視強化を

 こりゃまた微妙なお話をなさる中国様、ってか、そこを探られると痛いのでは中国様、ってか、中国様(上海)と中国様(北京)の難しい話でございましょうか。このデンボにはわかりませぬ、おじゃる丸様。
 ま、あまり深読みせず、べたにG8かな。
 これってオイルマネーとかも関わっているのでは。マクロ経済ぶいぶいの人はいろいろ偉いことをいうけど、こうした問題にあまり、ほぉという見解を聞いたことないな、ってか、それはマクロ経済くの範疇じゃございませぬ、デンボ殿。

新しいタグ

 [λ(x)読んで]
 λ(x)のところに、元気のいい現実認識がちょっとアレげな某はてなーのidを書いたものの、ちょっと皮肉っぽいので、λ演算にしました(なってないよ)。
 ついでなんで、[ululun呼んで]というのはどうかと思ったけど、これも誤解されそうなのでやめときます。
 inspired by ⇒煩悩是道場 - 新しいタグ

書くということは

 八百屋さんが野菜売るのと、お巡りさんがお巡りしているのと、釣具屋のおっさんが買い物客と話しているのと、そういうのと同じ。
 そういうのと同じではない次元で書いたものなどくだらね。
 人はただ生きている。
 人によってはただ書いている、そんだけ。
 そして書くということの意志があるなら、25時に書けと。睡眠時間を一時間削って書けと。
 以上、吉本隆明の遺言みたいなものかな。
 以前にも書いたな。
 水の上にパンを撒く、まあ。

そろそろPHPに関してもう一言いっとくか

 ⇒PHP研究所 - Wikipedia

PHP研究所(ピーエイチピーけんきゅうじょ 英:PHP Institute)は、松下電器産業の創業者である松下幸之助によって創設された出版社・民間シンクタンクであり松下グループの一員。

 ⇒松下幸之助 - Wikipedia

 だが、第二次世界大戦中は世情から、ラジオ工場の流れ作業に着眼した軍の指令により軍需品を生産することになる。手始めに1943年4月には松下造船(株)を設立し、終戦までに56隻の250㌧クラス木造船を建造。次いで同年10月には松下航空機(株)を設立、強化合板による「木製飛行機」を終戦までに4機製作した。このため戦後はGHQにより制限会社に指定され、幸之助も公職追放になってしまう。
 しかし公職追放後、幸之助は「松下は一代で今の会社を築いたものであり、買収などで大きくなったわけでもない。松下は財閥ではない」とGHQに抗議を続けた。1946年11月、PHP研究所を設立。その後、松下電器労働組合GHQへの抗議もあり、制限会社指定を解除され、1947年に社長に復帰する。

 ⇒松下幸之助物語 | 創業者 松下幸之助 | 社史 | 松下電器について | 松下電器産業株式会社

真の使命を知った以上、一刻も早く使命に基づく経営に入らなければならない。そのためには全店員に松下電器の真の使命を心から自覚してほしい----。そう考えた幸之助が大阪の中央電気倶楽部に全店員168名を招集したのは昭和7年5月5日のことである。幸之助は、宗教団体の見学で、その繁栄ぶりに感嘆し、宗教の使命の聖なるを痛感したこと、ひるがえって自分たち生産人の使命について深く考えたことを順を追って話した。

 ⇒松下幸之助 成功塾 : 道をひらく「資料室」

 昭和7年3月、知人に誘われて天理教の本部を見学した松下幸之助は、教団の繁栄ぶり、信者の人たちの敬虔な態度や喜びに満ちて奉仕する姿に感動し、みずからの経営について改めてさまざまに思いをめぐらした。そして1つの結論を得た。
 「なるほど宗教は悩んでいる人を救い、安心を与え、人生に幸福をもたらす聖なる事業である。しかし、われわれの事業経営もまた、人間生活の維持向上に必要不可欠な物資を生産する聖なる事業ではないか。昔から、“四百四病の病より貧ほどつらいものはない”ということわざがあるが、貧乏をなくすためには、刻苦勉励、生産に次ぐ生産によってこの世に物資を豊富に生み出すことである。そこにこそわれわれの尊い使命がある」

 ちなみに。
 ⇒トッピクス第4回「雷門」

現在の雷門 松下電器産業(株)の創始者松下幸之助氏により寄進された

 参考⇒平斎の日記 - 浅草寺雷門と水戸黄門、金竜観音
 参考⇒極東ブログ: [書評]神の微笑(芹沢光治良)
 はてなはこれだものな⇒お手振りとは - はてなダイアリー
 正しくは⇒見る天理教修養科 授業―おてふり

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道をひらく: 松下 幸之助
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道は開ける 新装版: デール カーネギー,Dale Carnegie,香山 晶
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本当にいる日本の「未知生物(UMA)」案内: 山口 敏太郎

弾さんの、ウィキノミクスの、ずばり、だけど、たぶん、それは、間違い

追記 このエントリを撤回します。


 ⇒404 Blog Not Found:書評 - ウィキノミクス

本書「ウィキノミクス」は、ずばり、「Web2.0経済の本」。

 当の Wikinomics については、書籍内での解としては、マスコラボレーションまたはピアプロダクションとされているので、経済学の含みは少ないです。
 韓国語版のWikipediaでは、Wiki経済学という訳語を充てているので、その根拠をいろいろ探ったし、けっこう私も念入りに原文に当たったけど、Reaganomics のような、
 
 Wikinomics = Wiki + economics
 
 という解はなかった。
 あるいは、そういうふうに経済学を示唆する点があったら、教えてくださいまっせ。
 なので、ウィキノミクスは単純に、
 
 Wikinomics = Wiki + nomics
 
 と解釈すべきでしょう。
 で、このnomicsは、ギリシア語の νόμος(参照)、つまり、

ノモス(ギリシア語:νόμος, pl.: νόμοι,, 英語: Nomos)とは、古代ギリシアの掟や習慣・法律の意味で、社会制度上の道徳的観念のこと。この意味から英語の接尾辞“-onomy”の起源となった。また、以下の意味にも使用される。

 もっと簡単にいうと、自然法、自然的秩序でしょう。
 なので。
 これは、ergonomics なんかと同じ語感でしょう。
 なので、経済学の含みは弱いはずです。
 
 ついでに⇒finalventの日記 - Wikinomics (ウィキノミックス)メモ
 さらについでに。

しかし、本書が、皆が一番知りたかった「Web2.0的な収益モデルってどんなだ」「そもそもそんなものがあるのか」ということを真っ正面から取り扱っているということは、この時期に書いておいてもいい。

 取り扱っているけど、実際には書かれていないに等しいというか、そのあたりは、オープンソースの事例ではなく、弾さんが触れているiPhoneの文脈では、iPodの議論が参考になるはず。
 あと。
 ちなみに⇒池田信夫 blog Wikinomics

・・・といった話がいろいろ出ているが、日本企業の事例は一つもない。日本の系列ネットワークもpeer productionの一種だが、囲い込まれた長期的関係に依存しているので、不特定多数の知恵を借りるmass collaborationにはならないのだろうか。ウェブサイトには、続きも出ている。

 「日本企業の事例は一つもない」というのは「企業」という点ではそうだけど、日本の事例がないわけではないのでその点も興味深い点。

香港ディズニーランドの裏側

 野良犬がいっぱいいる。
 ⇒香港ディズニーランド - Wikipedia

その上、犬の処分などが問題となり、香港ディズニーリゾートは、批判を浴びる事がしばしばという、悲惨な結果を招いた。

誰かの願いが叶うころ……よくわからん

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誰かの願いが叶うころ: 音楽: 宇多田ヒカル
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誰かの願いが叶うころ: DVD: 宇多田ヒカル
 昨夜寝付かれず、この歌をなんども聴いた。
 CASSHERNは見ていない。見ればわかるのか。
 紀里谷の映像は見た。紀里谷はこれを彼女のファミリーの悲劇と読んでいるように思うし、そこはとなくそのファミリーに絡み込んだ自分への自嘲の感触もある。そのあたりの紀里谷の思いが宇多田にどう理解されているかわからないし、宇多田はこの歌の謎をたぶん紀里谷に語っていない。

小さなことで 大事な物を失った
冷たい指輪が 私に光って見せた

 たぶん、指輪は結婚指輪だろうし、主人公が嵌めているのだろう。そしてそれはとりあえず宇多田だろう。が、そう解釈するのは下品過ぎる。ある女としよう。
 その女はは結婚指輪を得たことで、なにか大切なものを失った。もちろん、それは男だ。今の乾きのなかで目先の男を選らんだ女。そして、あとから気付いた大切なその男へ続くドアはもうない。

あなたの幸せ願うほど わがままが 増えていくよ
それでも あなたを引き止めたい いつだってそう
誰かの願いが叶うころ あの子が 泣いているよ

 女はわがままだったと自分を責める。
 わがままとは? 男を引き留めること。でも、それは、たぶん、できなかった。
 女は別の目の前の男と結婚した。そしてそれはたぶん、あの女の恋人を略奪。
 あるいは……

皆に必要と去れる 君を癒せる たった一人に
なりたくて 少し我慢し過ぎたな

 「君」は誰だろう。「あなた」ではないのか。
 男にとってのただ一人の女でありたくて我慢した、と女は言う。そしてそれに失敗した。自分が幸せになりたかった。それは「わがままではないでしょ」と言う。彼女はどうしたのか。目先の男と結婚することは、その時、幸せということだった。

私の涙が乾くころ あの子が 泣いているよ

 「私」である女は泣き止む。そして失われた女は泣き続ける。

このまま 僕らの地面は 乾かない

 「僕」とは誰だろう。「私」なのだろうか。
 男だろうか。
 男は泣いているという。なぜか。
 男は本当に女が好きだった男か。そうではなく、当て馬にされた男ではないのか。