書くということは

 八百屋さんが野菜売るのと、お巡りさんがお巡りしているのと、釣具屋のおっさんが買い物客と話しているのと、そういうのと同じ。
 そういうのと同じではない次元で書いたものなどくだらね。
 人はただ生きている。
 人によってはただ書いている、そんだけ。
 そして書くということの意志があるなら、25時に書けと。睡眠時間を一時間削って書けと。
 以上、吉本隆明の遺言みたいなものかな。
 以前にも書いたな。
 水の上にパンを撒く、まあ。