日経 春秋(12/7)
無から有を生むシティーの磁力が世界から人材をたぐり寄せる。
いつまでそんなことを言っているのか苗。
日経社説 地デジ放送の受信対応を急げ
対応は順調だと思う。さっさと計画を中断せい。実行不可能なんだから。
日経社説 アジア3強の連携機に鉄鋼再編進めよ
これは難しい問題だな。まあ、よくわからない。
スペインはどうなったんだっけか。
毎日社説 豚肉差額関税 もはや制度を見直すべきだ
この問題に触れただけよい社説。これ自体問題。
ちょっと気になるのだが、沖縄ではどうだったのだろう。豚はやすいし、直接輸入していた。
毎日社説 侮辱HP教師 繰り返された怠慢と見逃し
この話に全然関心が向かない。全国紙で扱う問題でもないし大手紙が社説にしてもただ訓戒を書く程度でまったく意味がない。
読売社説 [認知機能検査]「高齢者の安全運転を支えよう」
現在でも、高齢者講習と更新手続きに8250円の費用がかかる。簡易検査を導入する際は、これ以上の負担を強いることのないよう工夫もすべきだ。
なんだかなぁ。そんな負担より安全が重視されるべきなのに。
読売社説 [看護師不足]「離職資格者の復帰促進が最善だ」
たぶんどうにもならないと思う。以前も書いたが、看護師と医師は対等の存在なのだが、社説子にそのあたりの感覚はなさげ。
朝日社説 ネパール 今度こそ根付け民主制
悪い社説ではない。ただ、毛沢東主義派の動向は危険だと思うのと、これまで王派に肩入れした中国はどうよというのある。というか、中国がこうしたアジアの国にちょこちょこ武器差し入れしているのはどうかと思うが。
朝日社説 日豪FTA 農業改革で乗り切れ
概ねこれに賛成。
識者が書いているっぽい。さりげなく専門的なところ(保護は直接とか)が言及されている。
この社説の水準が維持できると、朝日もけっこういい新聞に再生するんだが。
ちょい悪オヤジ考
リンクはないが⇒週刊ビジスタニュース(2006.12.06)”成松哲「ちょい不良(ワル)を襲うモテの魔の手とは?」”
さて、ここでひとつの疑問が生まれる。なぜ40代と30代中盤までとでは、それぞ
れ「ちょい不良オヤジ」と「非モテ」という、まったく正反対の存在が目立つよ
うになったのだろう?
40歳前後のオヤジの青春時代は1980年代後半〜1990年代の好景気のまっただ中。
ちょっと家庭が裕福なら「創刊間もない『メンズノンノ』から飛び出してきたよ
うなファッションに身を包み、パパに買ってもらった小型のBMWでミッション系
の大学に通う」なんてライフスタイルを本気で実践できた時代だ。確かにそんな
男はスマートだ。さぞやモテたことだろう。
(中略)
一方、30代中盤以下の青春期は、バブル崩壊後。学生時代のアルバイトの時給は
1000円を切り、就職氷河期だから働き口も満足にない。なのに、このシーズンの
ファッション誌には、相も変わらず「彼女のクリスマスプレゼントはハイモード
系のチャームがオススメ」なんて書いていやがった。「ただでさえカネがない上
に、ヤれる保証もないのに、女になんぞ入れ込んでられるか!」とばかりに非モ
テ宣言するのもムリはないだろう。
このようにバブルを境に二極化する「ちょい不良オヤジ」と「非モテ」だが、実
は両者とも「モテ」に苛まれている
私はそれよりちょい上の世代なので、感性がまた違う。
『LEON』は「ちょい不良オヤジ」に向けて「コムスメどもが背伸びしても届かな
い恋愛経験値を積んだ『艶女』(アデージョ)と恋をせよ」と提案する。
(中略)
口説きたい女は超希少種で、しかも、モテようと頑張れば頑張るほど、周りから
は笑われる。これほど傷つく話もないだろう。
これについてもちょっと違っていて、中年の女性は恋をしたいというニーズがすごくあるのだろうと思う。そのあたり、コマーシャリズムがツンとするとろくでもないことになりそうだというか、韓流ドラマとかそれかもしれない。
ちょい悪オヤジもモテ系も志向したことはないが
つまらん懐古だが自然食とかエコに走ったり、反動というかバブル後だったがITバブル系とかで小銭もあり、24時間的仕事体制の30代大都会外食生活だったり。今思うと30代は若いのでめちゃくちゃなことをして泣けてくるのだが、それでも、ちゃんとした物が食いたいとか思った。単純な話、フランス料理レストランでワインリストで困惑するのはいかがなものかと風な。
ほいで、ワインも一通り飲んでみた。ワイン通にはならなかったが、だいたいワインはわかったし、ワインがわかると料理というものもそれなりにわかった。日本人はどうもワインはワイン、そしてワインのおつまみみたいな発想をするけど、それは根本が違う云々。その過程でお茶(紅茶・中国茶)とかも自分なりに納得したし、紅茶や中国茶から見えてくる食文化もだいたいわかった。食がわかると文化も基本的なところで見えてくる。まあ、いろいろ。
結局、レストランのワインリストというのはただの儀式で、ソムリエに今日の料理は何?この予算でどのワインが合うの?ときけばいいだけのことだ。田崎さんが言っていたけどこの点田崎さんはすごいと思うのだが、ソムリエというのはお客様に満足していただくための仕事。ちなみに、ワインは食事の1/3から1/2の費用を充てる。6000円の料理だったら(しょぼいとか言うなよ、説明上なんだから)、3000円はワインに充てる(これで9000円)。ちなみに、3000円のワインの実費は1500円くらい。ワインの原価は店によってすごく違うが、良心的なところはワインであまりカネをとらない。なので実費15000円のワインだとメドックの二級とかは手がとどかない。ということは、きちんとした肉料理は食えないということ(つまり1万円でフランス料理は食えないQ.E.D.)。逆にメドックの二級ぐらいのワインから肉料理を概算すると、食はいくらになるか、と。まあ、そんな感じ。
私はビジネス的な社交性がないというか食が好きなせいもあってその面だけに偏ってしまったが、こうした大人の生活の流儀というのはあり、いわゆる家庭人の男性というか三十代前半で固めた人には習得が難しいというか、あるいはこういうものは家柄というかティーンエージのときに身につけておくべきというか云々。ただ、こういう大人の流儀の上に大人の情感が成り立っているので、モテ・非モテとか、ちょい悪オヤジとかの以前の問題。『艶女』(アデージョ)はどうでもいいけど、バーでこのカクテルはというくらいのことができたほうがいいのかもしれない。
そういえば、大人の情感というか、こういうのは外人とつきあっているとごく普通のことで、ほぉと思うことが多い。日本人の「礼儀」というのと欧米人のcommon courtesy というのはちょっと違った感触があり、common courtesy には色気がちょっとあると同時に正義に対する前提的な感覚がある。
マドンナとか本人もわざとらにお下劣とかやっているが、アフリカの子供を養子にしちゃうとかは日本人からすると極端なことするなと思われるが、意外とcommon courtesy とかの感性と関わるものがある。
そういえばワイン
以前フランス人の知人がパーティをするのだけどワイン揃えてくれないかと頼まれたことがあり、え?とか聞き返すと、予算の問題があるらしい。この予算でそれなりのワインを揃えるのはと考えて、そのころ一緒にホームパーティみたいので食事をしていた私を思いついたらしい。後日譚だが、彼はやはりフランス人の誇りとして私よりワインがわかると思っているふうだったし、それはそうだと思うのでそれ以上もないのだが、ふと、ああいうワインは本国では飲まないし、ほとんど飲んだことがないということをちらっと言っていた。そうなんだろうなと思った。そういえばギリシアを旅したとき飯屋でワインが出てきて、あれ?ワイン頼んでないよと思ったら、水の代わりだろみたいな感じでウエイトレスの娘が言っていた。たしかにそうか、アルミのカップに入っていたし。ただ、そうわるいワインでもなかった。いい気持ちになって、このカップ記憶にあるなと思い返して、幼稚園だったか小学校のころだったか、水場につるしてあったあれと似ていると思い出した。アルミのカップでワインを飲むというのもいいもんだなと思った。
二度読んでわかるようには書いていない
(defun wakewakame (x) (if (= x 1) 'まるでわからん' ('わからん' (wakewakame(- x 1)))))
わかりにくいとは思うので、時間があるときに、少しゆっくり読んでみる必要はない。再読に耐えるように書いてないから。誤字脱字ばかりだし、ってか、しゃべるより早く書いてるし。っていうか、しゃべっているだけだし。
とま自分の日記について思う。ブログについては、再読はどうでもよくて時代を記録しているって感じか。
言いたいようなことは粗方書いてしまったわりに、どうしても書けないことはあるなとか、いやそれもいろいろあるな。
ある意味、この日記だのブログだのは、30代40代前半までの自分のシャドウのようにも思う。
街はクリスマス
ただ、ちょっと地味かな。
チョコレートの売り場をうろうろしたら、けっこう豪華なアソートがいろいろ。お歳暮?
気分的にはなんかもう今年は終わったふう。
終わってないんだけど。