アラビアンナイト

 ウェーバーだの古代ユダヤ教だの聖書だのとか言うと、誤解されまくり、だろうな。ま、それもどうでもいいのだが。
 アラビアンナイトはどうか? マドリュース版、バートン版で全部読むっていう人はいるのだろうか? あれは、面白い。っていうか、思考の変化を要求させられる。
 なんか、通じないこと書いているよな、俺。あはは。

ウェーバーを百回嫁

 と言えば、冗談みたいだが、普通百回くらいは読む。そんなに変なことじゃない。
 理解するなら、十回でいいし。解説付けるなら五十回でいい。
 じゃ、なぜ、百回読むのかというと、海馬までウェーバーになるためですよ。この世界がウェーバーのように見えるようになるまで。もー、悟りの境地ですな…って宗教社会学の全体を百回読んでいるうちに人生はおしまい。でも、ハンチントンなんか読むよりましかもよ。
 大塚学のある内は学生はプロ倫を百回くらい読んだもの。大塚先生の後光ですな。
 で、問題は、あそこから、古代ユダヤ教へなんだよ。というのは、プロ倫も、宗教社会学もつまるところ、古代ユダヤ教なんだよ。ま、実証学的にも、聖書学的にも、古すぎなんだけど、あのオーケストラのような、トリスタンとイゾルテのようなウェーバーの爆発が、近代世界の意味を暗示しているのだけど、ま、どうでもいいや。
 現代のクリスチャンは旧約聖書、きちんと読んでいるのだろうか。
 なんだかんだって行っても、米人は、日課で、一年かけて旧約を全部読むという人が五万といる。私も思春期に一年かけて、日課で旧約全巻読みましたよ。もちろん、たらーっと読んでもわからんないけど、なにかはわかる。そのなにかを手がかりに、今度はまた読む。
 と、ふと思うのだが、日本の知識人は、聖書全巻、ちきんと読むっていう経験してないのだろうな。ま、どうでもいいや。

「中国がイランなどにWMD技術移転」米議会諮問委指摘

 15日のニュースだが、これだな。

 報告書は、中国が「日本を抜いて米国に次ぐエネルギー消費大国になったにもかかわらず、石油の計画的備蓄はできていない」と指摘。輸入への依存度が高まった結果、中東アフリカ諸国との結びつきを強めているとの見方を示した。
 そのうえで「米国や西側の企業が手を出しにくいイランやスーダンなど、米国が懸念を抱いている国々と協力関係を追求してきた」と強調。そうした国々にWMD関連技術を提供し、エネルギーを得ている疑いがあると指摘した。

ブッシュ氏、トルコEU加盟をまた強調 シラク氏批判受け

イスタンブール(CNN) ブッシュ米大統領は29日、イスタンブール大学で講演し、トルコの欧州連合(EU)早期加盟を改めて支持した。フランスのシラク大統領がブッシュ氏のこうした発言を「立場を逸脱している」と批判したのを受け、シラク氏を名指ししないまでも、あえて反論したものとされる。

 漫才だな。

本、世界4位の輸入国 小型武器、輸出も9位

 【ジュネーブ30日共同】日本が2001年、1億5100万ドル(約165億円)相当の小型武器を輸入し、金額で世界第4位の小型武器輸入国だったことが30日、スイスのジュネーブ高等国際問題研究所が発表した04年版の「小型武器概観」で分かった。

 国別では米国が輸出入とも1位で、輸出ではイタリア、ベルギー、ドイツが続く。輸入ではサウジアラビアが2位で、3位はキプロス
 日本は米、ドイツ、イタリアなどから軍事用の小型武器を輸入し、米国、ベルギー、フランスなどに猟銃、弾薬など非軍事目的の小型武器を輸出している。

 へぇと思うが、たいした話ではないのでは。

米大統領、テロと戦うために中東に政治改革促す

今回のブッシュ大統領の演説は、こうした一部の批判に配慮し、「イスラム世界における自由という将来は、外部のものでなくイスラム諸国の人々によって決められるものだ」と述べ、改革はその国・地域が自ら取り組んでこそ根付くもの、との認識を示した。

 言うだけならブッシュだって言う。

東亜日報 派兵反対ストは逸脱だ

 このような中、民主労総が「イラク派兵撤回」を求めて総力闘争を展開するというのは、国民の立場でいくら考えても納得できない。労働条件の改善に向けた賃金団体交渉でいきなり“派兵反対”を求めてストを行う労組がどこにあるのだろうか。

 話は笑い話ということではない。ちょっとこの動向は気になる。韓国社会を知るという意味でも。
 余談めくが、いよいよ、韓国と日本の外交が難しい時代になってきた。なんだかんだいっても、これまでは、日本語でどういうチャネルでも話ができたのだ。いい悪いではなく、現実的に。それが、いよいよ不可能になる。

切隊 日本と中国の石油戦争

 というわけで、ヲヤヲヤ、極東ブログまで出ちゃいました。
 内容は、山本の見解のほうが近・中期的には正解なんで、端的にすぐれた内容。トラバもいただいたので、そっちを嫁。
 若干追加ネタもないではないが、ま、どうでもいいだろう。

アラウィ氏「信頼できない指導者」の6位 英研究所調査

 これは面白いところがだ、れいのクバイシあたりもこのあたりの空気を読んでいたので、わからないではない。
 問題は、アラウィが半年後にお払い箱になるのか、だが、いかんせん、米大統領選がからみすぎだ。ケリーになっても大筋ではかわりっこないのだが、それでもだ。

携帯電話、精子に悪影響与える可能性=ハンガリーの科学者ら

 もう少し詳しく説明したほうがいいか。ま、どうでもいいか。

Professor Hans Evers, a past president of the society, said the results are interesting but far from conclusive.


"It ... appears not to take into account the many potential confounding factors that could have skewed the results," Evers, who works at the Academic Hospital in Maastricht in the Netherlands, said in a statement.


He added that the study did not seem to analyze stress levels, the type of jobs the men have and whether they smoked, which could all influence sperm count.

切隊 ライブドアが近鉄買収に「名乗り」

対Cという点だけで見れば、ソフトバンクグループ、楽天に続くベンチャーのなかでは3位確保で、グローバルで見れば30位圏内という位置。決して安全とは言えないが、博打としては好位置にいる企業であるとも言える。

 実際のLivedoorの業務からはまだあまり見えないが、ま、そうかもしれない。

男と女ということ

 私は恋愛経験が豊富なほうではない。まして、性については、青春時代は放埒な世代に挟まれていたので、むしろ戦前のような倫理を持っていた。しかし、40歳も過ぎてみれば、恋愛経験が豊富というのはなにかの錯誤であろうし、性的な体験というのは特定の人生の意味づけがない快楽であれば、人の魂を少しずつ壊すものかもしれないとも思う。まあ、過ぎ去ったことだし、そうして過ぎさることが人それぞれの人生なのだろう。
 と、書き出したものの、うまく書けないのだが、細かいニュアンスを除けば、一夫一婦制は男女を育児に向けて配分するシステムの一つの現れかもしれない。当たり前ことかもしれないのだが。現代、そういうものはなくなっているのだから、育児が崩壊しても当然だろう。少数のもてる男女というのが、ご活発にしているだけで、その流動的な恋愛が彼らを社会的に意味づけているのだろうが、そこには、社会からの意味づけがあるだけで、自分がメイトを見つけ、子どもなすという意味づけは欠落する。
 そうした意味づけは結局のところ、どのように理性的にも来ないし、公的な意味での道徳性でもない。
 むしろ、もてない、という否定性のなかで、確信されるものかもしれない。

ブログを続けるということ

 当たり前のことだが、ブログを続けていて、まったく反応がないというのはさみしいものだ、ととりあえず言っていい。だが、これも当然ながら、反応というのは予期したものではない。というか、ある主張をした場合にその主張の意味をより社会性に高める反応があればいいのだがとつい思う。しかし、実際はそうでもない。私のブログのありかたがいけないという面もあるだろうが、なにか、こういうと陳腐だが日本の知の風土は関係しているような気がする。
 おかしな言い方だが、自分は孤立して生きてきた。いつも孤独だった。実生活では後半生思わぬ逆転があった(神に感謝しよう)。しかし、精神面での孤立・孤独というのは、それとはまったく別だ。というか、そこになにか、勘違いしたのかもしれないなと思う。
 野沢尚が死んだ。享年44歳。TV系なので知らないわけではないが、深く読み込むというものでもない。知らないといっていいくらいだ。だが、ある知的な仕事をして44歳で自殺する男というのはそれだけで、ある了解のようなものがある。ひとつには、知の行き詰まり感だろう。
 だが、知の行き詰まりが生死をかけるというのは、本当は、と言うのは安直だが、その人間が抱えていた孤立と孤独というものだろう。孤立と孤独が知としての存在に出ていなければ、そこに生死をかける行き詰まりはない、だろう。
 うまく言えないが、そして、こんなことをここに書くべきではないのだが、ブログなどを見ていても頭のいい人間は多いが、孤立と孤独という内面性をにじませるというのはそれほどは見かけないように思う。それが増えればいいとは思わないし、こんなことを私がかけば、相応のうんこが飛んでくるのがオチだろう。

産経社説 イラン核疑惑 リビアの道と教訓に学べ

 日本は二月、イランのアザデガン油田開発契約に調印したが、ボルトン米国務次官の議会証言によると、イランが核開発継続なら契約を停止できる条項があるという。そうなればイランには巨額の資金が入らない。

 その話がなぜ米国から出るのだろう?

余録:イラク

まだ誰も見たことのない「繁栄する民主イラク」への道筋に、出来合いの目印はないだろう。それを見つけ出すことのできるのはイラク国民以外にない。だから希望は見失わないでほしい。民主主義は砂漠のしんきろうではないはずだ。

 なぜ「イラク国民」が自明なのか。どうしてバビロニアと砂漠が結びついてしまうのか。基礎知識という以前の知識がないのか?

天皇陛下ホルモン療法へ 前立腺「がん細胞残存の疑い」

 宮内庁の金沢一郎・皇室医務主管は二十九日、記者会見し、昨年一月に前立腺がんの摘出手術を受けた天皇陛下が、ここ二カ月の血液検査で前立腺の異常を示す数値が上昇を続けたため、七月一日から四週間に一度、お住まいの皇居・御所でホルモン注射をする治療を始められると発表した。