日経社説 不適切発言目立つ安倍内閣

国会の論戦を前に緊張感を欠く閣僚に厳重注意は当然だが、一罰百戒で更迭すれば、安倍晋三首相の指導性も高まるだろう。

                 … ……今、なんて言ったの?( C 小田和正) 
             ∩ 
           ⊂⌒( ゜д゜) 
            `ヽ_つ⊂ノ 

毎日社説 柳沢発言 首相がもっと叱らないと

 くだらない問題で、かつ柳沢には関心もないが。
 機械 machine
 機構 mechanism
 という語感を今回の一連でメディアの人はわかってんだろうかと疑問に思った。補足すると、この人たち、人間VS機械、と考えているのではないか。
 mechanismというのは、ismがついていることからわかるように、ちょっと無理目の訳語だが機械主義であるし、哲学的には機械論とかになる。
 字引を引いてみると。広辞苑

きかい‐ろん【機械論】
〔哲〕(mechanism) あらゆる現象を機械的運動に還元して説明しようとする立場、およびこの考えに立つ世界観。一切の変化を空間内における物体の運動・衝突などによって説明する点において弁証法と、また機械的な因果を主張する点において目的論と、特に生命現象の説明においては超因果的な生命原理を想定する生気説と対立。大体において唯物論

 つまり、機械論は生気論と対立している。
 女性についていえば、聖霊で身ごもっちゃうのが生気論だけど、まんこなんたらで身ごもるのが機械論、というか、我々の社会はこうした生命現象を機械論として取り上げているので、哲学的に言えば、生殖の機能が機械論的に議論されることがむしろ前提。
 ま、こういうのはごく普通の教養の問題なんだけどなとかいうと、イヤミとか偉そうにとか言われるのでしょうから、口をつぐむが吉、と。あーあ。

朝日社説 NHK 裁かれた政治への弱さ

 高裁の判断は法理としては妥当かもしれないと思う。ただ最高裁では覆る可能性が高いのではないかとも思う。

 NHK幹部はこの番組がNHK予算案の審議に影響を与えないようにしたいと考え、国会議員らに会った。その際、「番組作りは公正・中立に」と言われた。NHK幹部はその発言を必要以上に重く受け止め、番組に手を加えた。
 NHK幹部は番組への強い批判を感じ取ったのだろう。NHKは予算案の承認権を国会に握られている。それが番組改変の動機になったと思われる。

 今回の高裁の判決は、政治家の直接的な関与を否定した。という意味で、朝日の一連の報道というかフカシも否定されたことになる。この社説ではそのあたりの誤認はないので朝日の一部はまだ正気だというか正気を保っている感はある。まあ、そうであってくれ。
 問題は、制作と「忖度」の問題だ。あるいは、突如として現れた「期待権」の問題でもあるがこれについてはいずれ法理の問題となるだろうしその理路で判断を信頼するしかない。
 「忖度」の扱いはそれが明文化されないだけにNHK内の権力にも依存する。
 また、制度的にはNHKが国会を経由していてBBCのように直接的な国民の声を聞いていない。
 この問題はたぶん左前の思惑とは別にBBCのような形態になった場合、案外、現在よりNHKは右傾化する可能性もある(左前側のNHK内の権力が弱体化の可能性)と思うがそのあたりの追いつめられた側の思惑がどうなのだろうか。
 恐らくNHKバッシングは鳴り物としては大きいだろうがなんら制度的な変化はないだろう。というか、NHKの実際の視聴者の利害の問題からこうした問題があまりにかけ離れているのと、NHKの中には視聴者を信じる少なからぬ良心がある(特にアナウンサーは全国どさ回り修行をしているから人間的に優れた人が多い)。私はNHKマンにがんばれと言いたい。

NHK 「矢野顕子 LIVE/30周年 ずうっと気持ちいいわたしです」見たよ

 私は、矢野顕子の歌が好き。矢野顕子が嫌い。という変なファンです。
 一時期までは全部CD持ってました。
 天才だと思う。
 今回のライブでもそう思った。
 「ラーメン食べたい」はちょっとうるるんな感じだった。
 音楽のなかに彼女の人生というか経験というか変成されて溶け込んでいるので、なかかな理解しづらいことが多い。
 「中央線」もうるるんな感じになった。
 昔の曲(「ごはんができたよ」とか「ひとつだけ」とか)が違った印象で演奏される。ま、ベースもドラムもよいし。アンソニーとクリフ。
 以前、坂本のなんだったかエナジーフローだったか、TVのアナだったかが矢野にあれどうですと聞いたら、すげー辛辣にさらっと言ってのけた。坂本教授ががらがらと瓦解していく音を聞いたってことはないけど、天才というのはどうしもなく残酷。あの残酷さの裏打ちで、愛と喜びの歌を聴くというのは、モーツアルトもそうなんだが、俺、ちょっと空気嫁ないっすから、しっこしてきますから、とか逃げたくなる。

ブログの運営には「過度にバカだと思われる」事が大切

 このところ「ユダヤ人大富豪の教え」の書籍引用エントリがぶくまされる傾向のようですけど、まだ懲りないのとか偉そうに言える空気じゃないよって考えて、かといって似非科学ネタとか地雷踏みそうなネタは避けて、過度にバカだと思われるような免罪符とか貼っておくのが吉かと。
 ブログのネタとしてもクネクネできるようなものが人気だったりするのだけど、私が思うにブログ運営のモチベーションを維持する為には、むしろ「過度にバカだと思われる」事の方が大事なんじゃないかと。
 常に誰もが感心する技術エントリや市場分析や、新書の釣書みたいなエントリを書き続けるのは至難の業かよくわかんないけど、デンパを発信し続けるのはそう難しいことではなさそうだし、毎回仕込み記事を書いているあの人なんかは、読者にこれ読んでおくと利口になるとと思わせることでアクセスや反応を得て運営を続けているのだと思った。
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うひゃ、ツボ

cover
ロング・グッドバイ: レイモンド・チャンドラー,村上 春樹
 どうでもいい逸話。
 ⇒Raymond Chandler - Wikipedia, the free encyclopedia

After the armistice of 1918 he returned to Los Angeles and began an affair with a married woman, Cissy Pascal, who was 17 years his senior. They married in 1924 upon the death of Chandler's mother, whom he had brought to Los Angeles and who opposed the union. By virtue of his American wife Chandler now had both British and American nationalities. By 1932 Chandler had attained a vice-presidency at the Dabney Oil syndicate in Signal Hill, California but a year later his alcoholism, absenteeism, and suicide threats had gotten him fired.

右派に広く寄付・資金供与をしているという以上は読めないが

 というか私もこのあたり追ってみたのだがまだわからない。
 ⇒ESPIO: 「パワー・フォー・リビング」と統一教会、その意外な接点!
 接点がゼロではないが、それほど重要な接点とはいえないのではないか。
 もうちょっと調べられないものだろうか。
 ちなみに。
 関連⇒極東ブログ: 米国会議員が統一教会文鮮明の戴冠式に参加していた
 関連⇒極東ブログ: 朴東宣のことを淡々とブログするよ
 関連⇒極東ブログ: 東宣公園からダーク国連への裏口
 関連⇒極東ブログ: 暗いニュースリンクでもたぶんあなたに熟考してほしくない暗いニュース
 ちなみに。
 接点というなら、れいの「ユダヤ人富豪……」はNLPに近い。筆者はNLPの訳書を出している。ただ、べたにNLPではないようだが。
 関連⇒finalventの日記 - 追跡「鏡の法則」 こいつらはカルト鴨

しょーもないなぁ

 ⇒はてなブックマーク - Life is beautiful: 素直な疑問:数字には四桁ごとにテンを打った方が日本人には読みやすくないか?
 世界第二位の経済大国の日本が、四桁ごとにテンを打つわけですかいな。
 てか、それをやりたいなら、テンじゃなくて、「億」とか「万」という漢字を使えよ。
 56億0250万0025円、とか。
 
いたい     遺体が一言 - 血のダイイング・メッセージ - はてなセリフ