essaさんにはげましのお便りを出そう!
思い出深いのは、昨年のヴェーバーとか社会科学の一連の話ですね。
最近では、人権擁護法案への疑念。
essaさんの偉い点、私などにはるかに及ばないと思うのは、思考力だと思う。プログラマー的な気質もあるのかもしれないが、フロム・スクラッチ感がある。それに比べると(比べるのもおこがましいが)、私など、実は直感の人である。経験的に、振り返ると(フィードバック検証すると)、あまり直感をはずしてないし、そういうふうにフィードバックもするので、はずした対処もたちまわるクセがある。それがある程度成功すると思考が衰え、固くなる。essaさんの思考はそうした自分には本質的な批判力を持つ。
そういえば、ユーミン関連の話のドラムの聞きがよかった。そういう繊細な、たぶん、秩序という感性を持っておられるのだと思う。
それと、今回の企画のように、ユニークで、明るく、前進的な発想は、ちょっと日本人離れしていると思う。
essaさんが、45歳というのは、ちょっと驚いた。お子さんが大きいので自分より年上かと思っていた。
今日の新聞各紙社説は…
スマトラ地震には援助が必要だが、前回の未曾有の惨事ではなさそうだ。規模的には昨年の中南米の災害と比較できるだろうか。実態がわからないので言うべきでもないのだが、けっこう世界各地で災害があり、またアフリカ問題も以前変わらない。日本の支援のバランスとシステムが問われているのだろうと思うのだが。
環境問題については、どれも切れが悪い。朝日にいたっては環境税だ。ま、それだとお身内にカネが回ってよしでもあるのだろうけど…。具体的にという点では原発が外せないのだが、言及はなかったように思う。
印象だけど、環境問題=モデレートな左翼運動、の、ノリ、あるいは国家社会主義的な産経っぽいノリだろうか。問題はそういう次元ではない(戦中の国内やりくりみたいな)と思うが。
日経社説 ペイオフ解禁、銀行の“完全民営化”急げ
なにが言いたいのかわからん。
産経社説 地方行革 住民は厳しい目を持とう
地方の借金は二百兆円を超えた。行政のスリム化以外に残された道はない。行革に背を向ける首長らを次の選挙で落とすくらいの厳しい目を住民は持つべきである。
この感じが朝日新聞と似ているなと思う。
産経社説 スマトラ沖地震 国際観測網の整備を急げ
とくになし。
毎日社説 スマトラ沖地震 日本は最大限の支援協力を
朝日と同じ。
読売社説 [ペイオフ]「金融健全化へ手綱を緩めるな」
金融システムを補強する道具はそろっている。地域金融機関に対しては、金融機能強化法に基づき、公的資金をテコに再編を積極的に進める必要がある。
その流れになるかと思うが、それほど大きな局面となるだろうか。ひどい言い方だが、地方の結果的な切り捨て荒廃感の風景になってしまうのではないか。
朝日社説 スマトラ地震 いま一度、支援の手を
批判すべき話ではないが、違うかという気もする。今回の災害もけして小さな規模ではない。それでも、前回とは違う。アフリカ問題など、各種の支援のバランスの感覚が必要だと思う。
はてなQ 昼寝は健康に良いといいますが本当でしょうか。
科学的・生態学的に説明してあるサイトを教えて下さい。また、その昼寝は、いつ、何分くらい取ればいいのでしょうか。
Reuters AlertNet - Americans too sleepy for sex, poll finds
WASHINGTON, March 29 (Reuters) - Many Americans are so sleepy that they are having problems in their marriages, making mistakes at work and even going without sex, according to a report released on Tuesday.
誰かネタにしてなければ、ちょっと書こうかかな。
この手のネタって、最近は、きちんとブログに流れるんだよね。
似たネタ⇒「泥中レスリング」関与の兵士を処罰へ、イラク駐留米軍
New MRI Scan May Help Gauge Brain Cancer Treatment
そゆこと。
と一言書くならはてなBに入れとけなんだが…。
国連「イラク石油」不正事件 アナン総長の関与否定
報告書はアナン氏が一九九八年当時、コテクナ社が入札に参加していたことを知る十分な証拠がなく、選定委員会もコジョ氏の同社勤務を知らなかったとし、契約に関する不正行為を否定した。
しかし、九九年一月にコジョ氏と同社のかかわりが報じられ、契約に疑問の目が向けられた際にアナン氏が一日だけでこの調査を終わらせたことを「独立した調査委員会か内部監査室を通じた調査をすべきで、不適切」と批判した。
ヴォルカー調査としてはこんなものか。善戦したようにも思う。米議会はさらに糾弾するだろう。米政府側は微妙な立場にある。
ダルフールの死者について30万人を越える推定が出た
気が狂いそうだ、というのが一面素直な思いだ。
ファイナンシャルタイムズがスキャンダルを強調していたが、日本語で言ったら人間であることの恥だ。
しかし、遠く離れて、パッショネイトになっていてもどうというものでもないのかもしれない。
武富士から朝日新聞に5千万円 編集協力費の名目で −徳島新聞ニュース−
なんだ、それ。
これって、2chの言うところの
キタ━━━━(*゜∀)人(゜∀゜*)人(∀゜*)━━━━!!!
なのか?
ネタ元は文春かぁ⇒雑誌別速報【週刊文春】
⇒朝日に武富士から5000万円 週刊誌企画で編集協力費
朝日新聞は「武富士とのタイアップ企画だった」としているが、タイアップ記事の場合に原則として記事中に盛り込まれる「編集協力・武富士」などのクレジットは一切なかった。
朝日新聞広報部は「一方的に編集協力費をもらう形になり、読者に疑念、誤解を抱かせることになったことを反省している。ただ今回の件が武富士をめぐる朝日新聞の報道姿勢に影響を与えた事実はない」とし、武富士側は「コメントできない」としている。
ぷるこぎ、じゃない、すごすぎ。
なんかなぁ。
例えば、武富士ってこういう話があるわけじゃんか。
⇒批判単行本損賠訴訟:「言論弾圧」と武富士に賠償命令
消費者金融大手・武富士(東京都新宿区)の取り立て方法などを批判した単行本を巡り、同社側が出版の差し止めと損害賠償を求め、執筆した弁護士らが反訴した双方の訴訟の判決が30日、東京地裁であった。藤山雅行裁判長は「武富士側の(最初の)提訴は批判的言論を抑圧する目的で行われたもので違法」として、武富士側が弁護士らに計480万円支払うよう命じた。
本はこれ。
武富士の闇を暴く―悪質商法の実態と対処法
なんか、朝日バッシングとかで萌え、とかじゃなくて、なんか、やりきれない感じがしますよ。
ところで。
これって関係あんの?
⇒武富士:元久存社長が突然退任、後任に近藤光専務
⇒武富士 突然の社長退任で飛び交う憶測
ま、今回のこれとは関係なさそうか。
朝日新聞 編集協力費処理で不手際 武富士から5千万円 週刊朝日
朝日新聞社発行の「週刊朝日」が00年から約1年間にわたってグラビア記事を連載した際、大手消費者金融「武富士」(東京都新宿区)から総額5千万円の編集協力費を受け取っていた。連載終了後に写真展の開催などによって同社が協賛していることを明らかにすることになっていたが、双方の都合でいまだに実現していない。31日発売の「週刊文春」で報じられた。
このグラビア記事は、00年7月から01年8月まで53回にわたって連載された「世界の家族」。
本沢義雄朝日新聞社取締役出版・広報担当の話 編集タイアップ企画なのに武富士の名前を出さないまま時間が経過してしまったのは、こちらの不手際でした。結果として、読者の皆様に疑念、誤解を招くことになり、反省しています。ただ、5千万円に不正なやりとりはまったくなく、朝日新聞社のその後の武富士をめぐる報道姿勢になんらかの影響を与えたという事実はありません。週刊文春に「ウラ広告費」とか「闇金」などとされたことには強く抗議したいと思います。
ふーん。
というか、けっこう古い話で、結局、文春が出さなければ、なかったことになっていたわけか。
とってつけたような釈明だが、結果として、武富士側の意図が記事内容に働いたわけでもないのか、とも考えられはする。
総合的に見ると、なんか古いネタを拾い出したってことか。
それにしても、2000〜2001年というのは武富士がぶいぶいしていた時期で、そうした世相に耳を傾けず5000万円ゲッツ!っていうのは、ちょっと、正しい左翼として、やりきれないものがあるなぁ。
ま、それを言えば…他にも類似の例はあるのだろうが。
ジャーナリズム論としては、この5年間での武富士の扱い方で、朝日新聞+週間朝日が、他紙・他誌とどのくらいの差異があるかを調べてみると面白いだろうな。ホリイのずんずんでやってくれないかな。