2006-11-28から1日間の記事一覧

人に向かって自意識過剰だなと思ったことはあるが言ったことはないように思う

単純に言うと、他者に向かって、おまえは自意識過剰だと、言えるほどの自意識をもってないというか。 というか、書かれた自意識というのは、言うまでもないことだが、読まれうる視線のなかの総合として出てくる。だから、書かれたものがそのまま自意識である…

ちょっと野暮レス

トラバを見て。 簡単に⇒Death To The Apple Gerls finalventさんは異様にニューアカくさいなあ。それと「勉強しろ」っていうわりにfinalventさん自体のドイツ系の教養が疑われる。 コジェーヴくさいヘーゲルとか、おフランスなハイデガーとか、どうにも。地…

まあこんな感じ、マルクスと価値のこと

⇒お金とは何かを明らかにしたマルクス もっとも、マルクスも言い方も分かりにくいことが多い。例えば、第一章商品の第一節の題名は、「商品の二つの要素:使用価値と価値」となっているが、使用価値と価値を分けて考えるとはどういうことか。そもそも、使用…

私が突っ込む話ではないが

⇒痴呆(地方)でいいもん - 経済学における実体主義と流通主義 EU労働法政策雑記帳: 構造改革ってなあに? 濱口さんのブログのコメント欄であった話です。乱暴に要約すると、余剰、利潤、経済成長のような経済活動の成果は流通的側面から生じるのか、生産面…

朝日社説 11人の復党 「刺客」は使い捨てか

小泉氏を信じて票を投じた有権者も、ハシゴをはずされたくちだ。次の選挙でぜひその怒りを表したい、と思う有権者も多いのではないか。安倍首相も安閑としてはいられないだろう。 「小泉氏を信じて」っていう表現が面白いなぁ。朝日も政党選挙というのがわか…

朝日社説 マグロ 消費国こそ資源保護を

これはむちゃくちゃな議論ではないかと思う。消費というのはマーケットの問題だ。それと、マグロは最終的にはすべて養殖とすべきだろうというかそういう比率を増すべく豪州などとも連携していけばいい。というか、豪州の農業が日照りでひどいことになってい…

読売社説  [復党問題]「これで一応の区切りはついた」

はぁ? なんだこの社説。

読売社説 [マグロ漁規制]「乱獲のつけが回った漁獲枠削減」

おやおや今日はこんな話題の日か。 魚の消費の今後の動向の一番大きな圧力は中国だと思うのだが、さて。

毎日社説 前納金判決 学生を引き留める魅力作りを

NHKの解説のほうがよかったように思う。で、と。ちと気になるのは、今回の最高裁判決なのだが、実際にはこれが適用されるのは私学の10%くらいではないか。現実にはそれほど意味はないことのように思えるのだが。

産経社説 総連「科協」捜索 北への不正輸出の根絶を

総連の関係団体は「在日本朝鮮人科学技術協会」(科協)で、朝鮮労働党の工作機関「対外連絡部」の直轄下にある。会員は在日の研究者約1200人で、国立大の研究機関などに勤務し、幹部級は万景峰号で祖国訪問した際に北の研究者と接触している。 これも粗…

日経社説 学費返還、最高裁判決は出たが

ちょっと変な感じだが、ま、いいか。重要なのは、消費者契約法という点がきちんと書かれているのでよい社説の部類か。

日経 春秋(11/28)

ちょいと野暮を。 「新しい味覚の発見は人類の幸福にとって新しい天体の発見に等しい」と述べたのは食通で知られるブリア・サヴァランだが、グルメと飽食が日常化した時代にあって少年が「神様」に出会うような味覚の経験は少なくなった。隠れた日本の味覚で…