産経新聞社説 【主張】新型インフル1年 危機管理の教訓にしたい - MSN産経ニュース

 今回の流行は、患者数では毎年の季節性インフルエンザを上回ったが、死亡率は人口10万人あたり0・15人で、諸外国に比べてもひとケタ少ない。だれもが気軽に医療を受けられる診療体制が何とか維持され、抗インフルエンザ薬の早期の服用も可能だったからだろう。現場の医療関係者の献身的な努力のおかげともいえる。

 毎日新聞の変なタミフルバッシング記事とかで困ったもんだったけど。

ただし、政策的にはその努力に水を差す決定も見受けられた。ワクチンをめぐる方針が二転三転し、結果として大量に余ったことなどその最たるものだ。

 これは厚労省が悪役を買って出たような気がする。余ることは見越されていたのではないか。