朝日社説 普天間移設―本気で「県外」探ってみよ : asahi.com(朝日新聞社)

 新政権発足後100日以上、迷走を重ねたうえの再出発だ。3年前に日米両政府が合意した名護市辺野古への移設も選択肢として否定はされていないが、まずは沖縄県外に移す可能性をとことん追求すべきである。

 当然。というか、それって⇒民主党 web-site|沖縄ビジョン

4) 普天間米軍基地返還アクション・プログラムの策定
普天間基地辺野古沖移転は、事実上頓挫している。トランスフォーメーションを契機として、普天間基地の移転についても、海兵隊の機能分散などにより、ひとまず県外移転の道を模索すべきである。言うまでもなく、戦略環境の変化を踏まえて、国外移転を目指す。民主党は、既に2004年9月の「普天間米軍基地の返還問題と在日米軍基地問題に対する考え」において普天間基地の即時使用停止等を掲げた「普天間米軍基地返還アクション・プログラム」の策定を提唱している。なお、いわゆる「北部振興策」については基地移設問題とは切り離して取り扱われるものであり引き続き実施する。

 これってきちんと野党時代に民主党内で考えてなかったのかい?
 社説に戻って。

 ただ、大事なことがある。日本防衛や地域の安定のため、沖縄の海兵隊が担ってきた抑止力は何らかの形で補う必要がある。その認識がこれからの検討の基本的な土俵ではないか。

 朝日新聞が米軍の抑止力を言い出すとは隔世の感があるな。とはいえ、朝日新聞はそれがなんだかわかってないだろうと思うが。というのも、

 過去にも、沖縄で行われていた米軍の実弾演習が、北海道や宮城県など本土の5カ所に分散移転されてきた。神奈川県や山口県青森県なども米軍施設を受け入れている。
 普天間問題にとどまらず、県外移設という目標の持つ、日本全体にとっての重い意味合いを忘れてはならない。

 それとこれとは別の話。