釣られたら負けってやつですか
いやこれ、これ、なんていうの、とんでもない?ことが書いてあるんだけど。いや、これ、とか言ったら、先生に失礼か、まあ。
これ⇒人を見る目 (内田樹の研究室)
っていうか、これって、とんでもねー話じゃねーみたいな感想ってないのかな。
けれども、私たち日本人の「霊的感受性」が驚くべき劣化を遂げたことにメディアは共犯的に関与していると私は思っている(新聞はそれを組織的に無視することによって、テレビはそれを「見世物」に貶めることによって)。
たまたま新聞から宗教の問題について問われたから、メディアが宗教と、ひろく霊にかかわる問題を組織的に無視してきたことが、現代人の「見えないものを見る」能力の劣化の重大な原因であるという私見を述べたのである。
なんか頭痛するんですけど。私たち日本人の「霊的感受性」……ぅぅ頭痛ぇ。
大拙だって同じこと言っている……昭和十九年、「日本的霊性」。
ま、まてよとググったら⇒日本的霊性と華夷秩序のコスモロジー (内田樹の研究室)
っていうか、あれなのかな、どこからツッコンでよいかわからない文章というのも隙のない文章ってやつなんでしょうか。
それはマルクスやウェーバーやフロイトが現に世界のすべてのできごとを説明しておきながら、 「どうして自分には世界のすべてのできごとを説明できるのか」を説明できないのと同じである。
ポランニーはこれを「暗黙知」と呼んだ。
フッサールは「先験的直観」と呼んだ。
何と呼んでも構わない。
すっ、隙がないじゃないですか。どこをツッコめと。ポランニの「暗黙知」はそうじゃない、とか、「先験的直観」はカントかヘーゲル? 嗚呼、ダメだ、そんなんじゃ、「何と呼んでも構わない」の合気道で吹っ飛ばされてしまう。