読売社説 ミサイル防衛 空自も迎撃に成功した : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 北朝鮮のミサイルの脅威に対処するためには、MDの整備は優先度の高い課題である。
 金正日総書記の健康不安説が流れるなど、今後の北朝鮮情勢は極めて不透明だ。万一の有事の備えを怠ってはなるまい。

 これもなあ。目下の有事の備えがどういう思考の回路で遠い先のMDに繋がるのか。

 訓練が重要なのはMDに限ったことではない。
 自衛隊は今、燃料高騰の影響で訓練の短縮や規模の縮小を強いられている。08年度予算の見積もりと比べて、燃料の平均単価が6割も上昇し、8月までに244億円を追加支出した結果、燃料費の節減を迫られているためだ。
 高知県沖での国籍不明の潜水艦による領海侵犯など、緊急事態はいつ発生するか分からない。
 訓練による部隊の練度と士気の維持は自衛隊の生命線だ。政府は必要な訓練が実施できるよう燃料費を早急に手当てすべきだ。

 それはそうなんだけど、社説の論旨としてはもう必死すぎ。
 目先の問題、中期的な問題、長期的な問題と分けて考えないと。
 っていうか、まずは広義の状況分析と外交なんだが。