曇り、ログイン

 このところ1時間くらいじっと静かに瞑想していられる時間が心の避難所のように思えてくる。意識的には大きな危機はないし、ごくごく平凡に時は流れ、私の存在はかすれるように消えていくのだろうし、そのことになんの不安もない。ネットはそのなかであまり大きな意味を持たない。どこかで自分の表現であったネットの場が、どことなく強いられたもののようにも感じるのは、具体的なネット上の人の関係というより、人々の関心というものの違和感だろう。たとえば靖国神社など私はまるで関心がない。中国や日本の動向についても、本当ところ関心ないのだと問われればないとも言える。そんな感じだ。
 反面、美についてはよりクリアになる部分とそこへのねじれたような渇望があってもどかしい。この点については若さというものへの羨望はあるのかもしれないと思った。実際にそうした日々においてそれは直接的な苦悩でしかなかったのに。
 夢は覚えていない。日銀が出てきたような気がする。物思いに沈んでいるうちに忘れた。音楽を聴こうかと思って奇妙に不愉快になって目覚める。今日は土曜日であった。