これはちと微妙

 ⇒asahi.com:中学校の英語 筆記体は日本独自のもの? - 教科SHOW - 小中学校 - 教育

アルファベットの文字を傾け、一筆書きのように単語をつづる筆記体。今この書き方を学ぶ中学生は少数派になっている。パソコンの普及もあって手書きする機会自体が減っているうえ、「生徒の学習負担に配慮し筆記体を指導できる」と学習指導要領が改訂されたのを受け、02年から教科書では扱われなくなったり縮小されたりしているからだ。

 この教科書の編集に携わった桜美林大の森住衛教授によると、英語圏で署名に使われていた一つの書体が、明治時代に手書き文字の主流として日本に定着した。その文字は英語圏で統一された書体ではなく、人や地域によって異なるという。
 日本では中学1年で英語を習い始め、その年の夏休みの宿題などで筆記体を覚えてきた。森住教授は「海外では、草書体(筆記体)で普通の文章を書くのは日本人、と思っている人もいるほど日本独特のもの」と語る。

 若い頃米人と学んだが、彼らは筆記体が書けなかった。書くとびっくりしていた。院卒ですら、大文字と小文字の区別がごっちゃなことがあった。教授達はいろいろだった。筆記体はあまりなかったというか、ボードに文章を書くことはあまりしなかった。作文の直しなんかだと、筆記体が多かったか。
 それはそれとして。
 「風と共に去りぬ」の映画とか見ると、戦死者への正式なレターは筆記体で手書きで書かれた。というか、あれは一種の清書でもあったっぽい。
 日本の書く英語の筆記体は一種のカリグラフィー=書道、なのでは。