はてな雑感

 ⇒はてなには感謝してるけど
 はてなに求められているのは、ぶくまのオントロギーですよ。
 でも、そう言っても通じないんじゃないかというあたりが、私がはてなの限界を感じているところ。
 でも、ぶくまのオントロギーですよ、とだけ言われてもわからんと言われそう。
 説明するのがめんどくさいけど。
 ぶくまというのは現状3つの局面にある、これがごく客観的に。

  1. ストックがある
  2. 人気投票になっている
  3. ぶこめがミニブログ化してブログのメタ位置にある

 3についてはいわゆるネガコメ問題だけど、これはスターが解決していない。方向性としてわからないではないのだけど。
 問題はむしろ1と2。
 別の言い方をすると、ぶくまが人気投票化していてストック性が薄れている。
 たぶん、「はてな」の原点である人力解答の方向性でいうなら、はてながこれまでためた解答やぶくまのストックをセマンティックに処理してそこから情報整理のためのインタフェースを提供することだと思う。
 これにははてなというユーザーもまたストック化していることをパラメーターに入れたほうがいい。
 簡単にはこれは広告に利用できると思うというか、はてなは情報をベタ漏れしているので第三者はてなの過去資産をオントロギーで整理可能。
 ただ。
 この方向、Googleの潜在性にあっても、まだまだオモテにでてこない。
 もうちょっと別の言い方をすると。
 SNS的なべたな人間が潜む実体モデルのコミュじゃなくて、各言説の集合体が語りかけているような知的インタフェースがあればいい。
 たとえば、あるテーマでエントリを書くとそれに自動的にコメントになるようなエントリ群の再構成は可能だろう。