毎日社説 社説:08年度予算原案 財政再建の先行きが心配だ - 毎日jp(毎日新聞)

 まあ記念に。

 政府が20日、閣議決定した08年度予算の財務省原案は、政策的な経費である一般歳出も、国債費や地方交付税なども入れた一般会計歳出も小幅増となった。当然増が目白押しであることから、やむを得ない面もある。そうであるならば、メリハリをつけ、減らすべきところは思い切って減らすのが財政健全化の本道だが、そうはなっていない。
 道路整備中期計画が道路族議員に対してほぼ満額回答だったこと、整備新幹線が07年度と同額計上されたこと、在日米軍に対する思いやり予算の削減が光熱水費で3年間約8億円にとどまったように、政治や米国などへの配慮で、歳出改革は不十分だ。

景気拡大はいつまでも続くわけではない。財政が本来の機能を発揮できる姿に立て直さなければならない。

 なんかもう終わっている感はあるが。
 が、というのは、日本の全体的な気力はまだ二枚腰くらいはありそうに思える。あの戦後の焼け野原から立ち上がった国民なんだから。