今日の大手紙社説

 米利下げ問題を朝日・読売がごく普通に扱っているが、この流れが以前からあったわけではなく、大手紙でも社説っていうのは臆病に書いているものだなという感じがする。というか、経済を読むのは難しいものだ。
 毎日は税制の話題のように見せかけているというかそう読んで別にいいのだが、米利下げの空気をまったくスルーという硬直ガクブル感が愉快。社説の読み比べの醍醐味みたいな。
 驚いたのは産経だ。昨日各紙ともに大連立社説ですべってやっぱここは静観でしたかまじい空気にどーんと正論を出してきた。しかも、勘が悪くない。
 日経はけっこうどうでもいい話でお茶を濁しているものの、まあ、鳩山邦夫のくさしはありでしょう。
 ごちゃごちゃ言ったけど、各社説子の顔が見えるような感じがして面白かった。エンタかよ。
 ま、でも、パキスタン問題とかきちんと書くべきなんだけど。