量刑の相場が変わったというのはあるかも

 大石先生⇒大石英司の代替空港: ネット炎上

 一方でひとつ言えるのは、マーケットのあり方に関して、司法界に、法整備が追い付いていない、という認識があって、ならば、今の法律内で出来ることは何か? と問うた時に、それは量刑相場を引き上げることなんですよね。
 今までは、逆立ちしても執行猶予で済んでいたものが、実刑という形で相場を引き上げることになって、堀江はその第一号になった可能性が高い。経済事犯がますます複雑化して、しかも増えていく。市場の一般化ということを考えても、量刑相場が今のまま据え置かれる可能性の方が低い。
 その辺りをシビアに捉えないと、高裁でもやっぱり実刑でしょう。一審の弁護団は、マスコミ戦術は上手かったけれども、法廷戦術は稚拙だった。