ついでにシュタイナーについて

 なんだかコリン・ウイルソンみたくなってきたが。
 シュタイナーという人自身は、自身と一般の人との関わりをよくわかっていた。だから、そう混乱をもたらすようなことを一般向けには言わない。
 で、いわゆるシュタイナー教育だが、実際にシュタイナーの原点に即していけば、霊だとか転生だとかあの気持ち悪いジャンクスは含まれていない。ただ、西洋芸術(プラス、イスラム)の本質的なものだけがきれいに、体得できるようになっているので、そうした芸術のあるなにかを体のなかに写し取るようにして、そこからシュタイナーという芸術家をその作品的に理解していけばいいのだろうと思う。
 単純にいえば、オイリュトミーだし、そこには、フォルメンが含まれる。
 それ以上の議論はどうしても上滑りになる。