世界史と言えば……
ま、世界史と限らないのだが初等教育を英語で履修させられたために、あれだ、世界史の固有名詞がすごくすっきりしたことがあった。英語だと、Charles Martel だものな。チャールズ・マーテル。なんか上院議員かなんかにいそうだよな。いないって。でもぐぐったら⇒Charles U. Martel, Faculty, Department of Computer Science
ところが日本の世界史だと、今はなんと教えているのだろうと思って、英語のWikiから日本のリンクをみると、カール・マルテル。俺っちの高校時代の教科書もそれだったな。(英語では、Charles the Hammer のようでもあるな。このあたり、どうなってんだろ。)
カール大帝は、カール大帝だろうか。なんか日本語の響きがジャングル大帝とかなんか戦前の人の語感だな。と、ウィッキをみるとまだ、カール大帝。
シャルルマーニュと呼ぶのが現代の日本では一般的かとも思うが、そうでもないか。その点、やっぱ、英語はわかりやすい。Charles the Great で、終わり。もともと Charlemagne だって、言うまでもなく、magneの語感はある。ラテン語では、Carolus Magnus、というか当時というかそれ以降も欧州というのは、書かれた歴史ではラテン語なので、どう呼ぶかというのはそれほど問題でもなかったのだろうから、まあ、こういう問題はまさに国民史というものでもある。
Carolus Magnusだが、英語でベタによむと、キャロリュース・マグナスか。Linuxをリナックスとか読む日本英語だと、カルロス・マグナスか。
そういえば、カール大帝、の、大帝が戦前の響きとか思ったが、それ以前に、カールは、ドイツ語読みなわけで、Karl der Grose ってことは戦前の日本の世界史はドイツ語経由だったか。
カール・マルテルはメロヴィング朝フランク王国なわけで、じゃ、やっぱカール大帝でないとダメか。しかし、その子から、カロリング朝か。
そういえば、「小ピピン」なのか。ウィキだと、「ピピン3世」。英語だと Pippin the third なわけはなくて、Pippin the Younger。
まあ、しかし、この当たりの知識は忘れたので、ウィッキをちらちらと見る。
とはいえ、世界史というのは、大筋というか有名人あたりは英語で勉強しなおしておくと意外と便利なもの。
人名の世界地図: 21世紀研究会 |
そういえば、シーザーサラダというのは、シーザーことカエサルが好んだサラダに由来する、帝王切開もそう……つうのはべたな嘘だが。
⇒Caesar Cardini - Wikipedia, the free encyclopedia
Caesar Cardini (born Cesare) (1896-1956) was an Italian hotel owner, restaurateur, and chef in Tijuana, Mexico. On July 4, 1924 he invented the Caesar salad, a popular salad in the United States.
シーザーさん、生まれたときは、Cesare だったわけで、あとで英語風に変えたのか。