オジンとか爺とか言われるが

 実際、若い人の話題についてけないし、説教みたいなこと書くし。
 でも自分は心は若いんだよ、とか、言う気もさらさらないし。
 ただ、私をオジンとか爺とか言う人は、私が年齢を公開しているからそう思うのではないか。あるいは懐古話からそう思われるか。懐古というのは老人の特徴と言えないこともないし。
 芸能とか世相の話題を抜きにして、物や人間とかの感覚の表出面で見て、私が、オジンとか爺とかに見えますか。
 こんなことを言うと誤解されるのだろうけど。
 正直に言うと、私は、感覚面でというか内面で全然成長していないように思えて戸惑うことがけっこうある。
 世間を見ていると、そういうタイプの人間がどうも一定数あるような気がする。
 まあ、若い人の仲間に入りたいとか、そう見られたいとか、さらさら思わないし、オジンとか爺扱いされてもいいのだけど、私は実際はそうでもないのかもしれないけど、そういう一群の変な人が見えますか。
 ある感性が、少年というか少女というか、そのまま変化しそうにもない牢獄のような人生というのもあるように思えるし、まあ、正直にいうと、私はそういう囚人の一人かもしれないとけっこう諦めている。