読売編集手帳

 ⇒5月8日付・編集手帳
 日経の春秋の執筆子が若造らしく、じゃ、馬鹿はしかたないな、ツッコミも野暮なこったと思い、読売の編集手帳を読むと、いきなりOTZ

「いくさというものは、山の上から大石を転がすようなものだ」。昭和18年1月ごろ、東条英機首相がそう語るのを聞いたと元朝日新聞記者の高宮太平氏が書き残している(『昭和の将帥』)◆最初のうちなら数人の力でとめることもできたが、転がり出すと大人数でもとめられない。東条は沈痛な面持ちで「結局谷底まで行かねば、始末はつかない」と続けたという◆

 それがだからやるという論理になったのが間違いなんで東条のダメはダメ。
 それを「いま必要なのは、日本人自身が歴史と真摯(しんし)に向き合うことだ。」という曖昧な議論に拡散してしまうのはさらにダメダメ。