産経社説 スギ花粉症 米を食べて治す道もある

 馬鹿もここまでくればご愛敬。

 だが、組み換え技術を使っていても花粉症緩和米に対しては流通を待ち望む声が多い。これは消費者の希望にこたえる技術であるからだろう。
 組み換え技術は、将来の食糧問題の解決で切り札となるはずだ。乾燥や塩分に強く、収量の多い農作物の開発は避けて通れない。
 政府は花粉症緩和米の開発を促進してみてはどうか。遺伝子組み換え作物との上手な付き合いの始まりとなる可能性が高い。米に有用成分を組み込む技術の応用分野は果てしなく広い。

 私は組み換え技術に反対ではない。でも、この主旨はいただけない。というか、冗談にしか聞こえない。科学の持つ夢が楽しい響きを持つのと実際のリアルワールドのありかたとは分けて考えるべき。
 っていうか、花粉症対策がそんなところに出口を求めてどうする。