そういえば、堀江貴文……

 なんてね。
 ⇒finalventの日記 - そういえば高橋治則…
 ⇒finalventの日記 - そういえば江副浩正…
 昨晩、堀江逮捕のニュースを聞いたときは、率直に言ってそれほど関心がなかった。逮捕の理由を知りたいと思ったくらい。それも率直に言ってよくわからない。
 今朝、新聞各紙社説を読んで、なんか、もう絶句。
 テレビなどほとんど見ないが、なんとなく世間の声はと……絶句
 そんなものなのかと思って、ブログを見回すと、それほどでもない。
 それから、はてなピープルのリアクションを見ると、意外に普通。
 この人々が次の日本の支えになるのだろうなと思うと、日本はなかなか成熟したなと思う。
 いわゆる世間については、たぶん、単純に言えば、新聞各紙社説が暗に明らかにしているように、ホリエモンは日本のタブーに触れたのだろう。タブー……「お金でなんでも買える」。
 普通に人生を送っていたら、お金で買えないものはわかる。そして、同時に金があれば買えるものが多いのを知る。
 いわゆるいい女はカネで買える。愛する女はカネでは買えない。愛?けっというなら、カネはカネである。
 それでも、カネに恨みは五万とあるが……だったか、カネで人は苦労する。だから、「お金でなんでも買える」はタブーになるのだろう。
 あと、ホリエモンという悪を支持した小泉は失脚すべきだ論があるが、ホリエモンが悪という前段で私はついていけない。勝手にすればいいだろう。世の人がそう思って、そして政治を変えていくことは悪いことではあるまい。
 私は堀江=巨悪、とは思えない。「お金でなんでも買える」という豪語と実践はありふれた悪でしかないし……そして……率直に言えば、若い人なんだなと思う。
 私もそろそろ消えるころかな。迷惑をかけてはいけない人に結果的に迷惑をかけているようにも思える。
 finalventはフィクションでもあるし。
 私は私に戻るとか、別のフィクションを紡いでもいいのだろう。
 ブログは、むなしい夢だったな、で、終わってもそれはそれだろう。
 まぁ、楽しかったか。
 ダメなものはダメものだし。
 今年の夏くらいに1000日になるか。そのあたりまで続けられたらいいと思うが、そうもいかないし、消え時を失しているのかもしれない。
 ああ、俳句を一年分貯めてみたいな。終風句集「四季」は作りたい、と。