台湾野党 国民・親民党合併へ 立法委員選にらみ再編 陳政権に対抗

 かつて「世界一の金持ち政党」などと呼ばれたが、現在の国民党は厳しい財政事情を抱える。
 総統府筋によると、今回の総統選前におよそ千三百億台湾元(約四千百六十億円)あった国民党の「現金資産」が、選挙費用や抗議デモ関連費用などで三百億元(九百六十億円)まで目減りしたという。千七百人いる党本部職員のうち約千二百五十人を削減し、四分の一の規模の四百五十人態勢にする方針だ。三月には職員給与の遅配も起こした。離反する動きも見せる国民党内の本省人(台湾籍)勢力のつなぎとめや、根強い宋氏支持者の動向も踏まえた判断と受け止められる

 こう言ってはなんだが、笑える。