日本の実質GDP、デフレ持続が押し上げ

 ラムブレッツ氏は、中国は景気過熱への「対処に成功するだろう」として、これにより日本製品への安定した需要が続くだろうとの見方を示した。さらに、日本の内需拡大にもつながるとみている。
  ベアー・スターンズのチーフ・グローバル・エコノミスト、デービッド・マルパス氏は5月14日付の顧客向け文書で、「インフレ率が通常の水準に上昇するに伴い、日本の名目成長率は上昇、実質成長率は低下するだろう」と書いている。
  マルパス氏は、長期的な成長に向けた主な障害は、労働人口の減少と少子化だとの見方を示した。