今日の大手紙社説

 特になしかな。
 ちなみにリビア関連だけど。
Twitter / finalvent: 中露と声明を出して仲介を宣言。“@obiekt_JP ...

中露と声明を出して仲介を宣言。“@obiekt_JP: リビアの件で @finalvent 氏の言う「平和を求める可能なかぎりの努力をすべき」 http://t.co/eXGDALx という綺麗事は、ベンガジ陥落寸前の状況で一体何をどうすべきだったと言うのだ... #libjp”

Twitter / finalvent: であればそこまで。“@obiekt_JP: 口先だけ ...

であればそこまで。“@obiekt_JP: 口先だけの介入ではそのままベンガジが制圧されてお終い。QT @finalvent: 中露と声明を出して仲介を宣言。QT: @obiekt_JP: ベンガジ陥落寸前の状況で一体何をどうすべき... #libjp””

Twitter / finalvent: 結果見捨てられることと世界に主張を示すことは違うよ。 ...

結果見捨てられることと世界に主張を示すことは違うよ。“@obiekt_JP: finalvent氏の結論は「リビアは見捨てるべきだった」となりますね。QT @finalvent: であればそこまで。QT @obiekt_JP: 口先だけの介入ではそのままベ.. #libjp”

Twitter / finalvent: 基本は内戦なので空爆までの介入は疑問。“@obiek ...

基本は内戦なので空爆までの介入は疑問。“@obiekt_JP: finalvent氏の結論は「リビアは見捨てるべきだった」となりますね。QT @finalvent: であればそこまで。QT @obiekt_JP: 口先だけの介入... #libjp”

Twitter / finalvent: 停戦の効果はないよ。日本の立ち位地をアラブ世界に伝え ...

停戦の効果はないよ。日本の立ち位地をアラブ世界に伝えるくらい。“@obiekt_JP: @finalvent 中露と一緒に口先だけの介入なら仏英米はずっとやってましたので、その程度の事を改めて主張されても今更なんの意味も無いなと。”

Twitter / finalvent: 内戦には原則介入できない。人道危機対応なら空爆はやり ...

内戦には原則介入できない。人道危機対応なら空爆はやり過ぎ。“@obiekt_JP: @finalvent 見捨てるなら見捨てるでそういう立場を否定していません。アメリカもかなり見捨てる気でしたし。”

Twitter / finalvent: ええ、それは了解してる。“@obiekt_JP: @ ...

ええ、それは了解してる。“@obiekt_JP: @finalvent ええ、ですから原則論に従って介入せず見捨てるべきという主張を否定しておりません。ただしリビア介入は国連で承認された武力行使です。国連安保理決議1973は非常に強力な内容で、空爆のみならず短期間の地上戦闘..

Twitter / finalvent: それもそうだけど今後の推移で意味合いは変わるかも。“ ...

それもそうだけど今後の推移で意味合いは変わるかも。“@obiekt_JP: @finalvent これは国連安保理の行動として重要な前例となるでしょう。ユーゴ空爆では国連安保理を通らなかったのに。”

Twitter / finalvent: それはそう。あと、ドイツは反対では。“@obiekt ...

それはそう。あと、ドイツは反対では。“@obiekt_JP: @finalvent ロシアと中国が拒否権を使わなかったという意味は変わりません。”

Twitter / finalvent: @obiekt_JP 形の上では棄権でしたか。あと国 ...

@obiekt_JP 形の上では棄権でしたか。あと国連の仕組みは知っているよ。"@finalvent ドイツは非常任理事国なので拒否権を持っていませんし、反対せずに棄権です。.."

Twitter / finalvent: 杓子定規にはそう。ま、話によるよ。ここではなぜドイツ ...

杓子定規にはそう。ま、話によるよ。ここではなぜドイツが賛同しなかったかということ。“@obiekt_JP: @finalvent 常任理事国の拒否権発動と非常任理事国の棄権を比較する意味がありません。”

 という話がありましたとさ。
 で、その後展開だけど。
 ⇒リビア空爆:指揮権巡り不和…米欧で思惑ずれ NATO - 毎日jp(毎日新聞)

 対リビア軍事行動には米英仏に加え、カナダ、ベルギー、イタリアなどNATOの一部加盟国が参加している。だが、NATOは20、21の両日、ブリュッセルで開いた加盟28カ国の大使会合で「NATOの役回り」について合意できなかった。NATO内部が(1)軍事行動に異を唱える反戦陣営(2)NATO主導を嫌うフランス(3)NATOへの指揮権移行を望む親米派−−に分裂しているためだ。

 ⇒リビア空爆「NATOが中心的役割」 米英仏首脳が合意  :日本経済新聞
 ドイツ抜きでまとまる方向へ。
 そして⇒asahi.com(朝日新聞社):ロシアが求めるリビア停戦、24日の国連安保理会合で協議される可能性=仏外務省 - ロイターニュース - 国際

[パリ 22日 ロイター] フランス外務省は22日、24日開催の国連安全保障理事会の会合で、ロシアが求めているリビアの停戦について協議される可能性がある、と明らかにした。
 仏外務省の報道官は記者会見で「24日の安保理会合で協議される可能性がある。ロシア外相もしくは外相代理が議題に挙げると思う」と述べた。

 現状、ロシアによる蒸し返しはどうなるかはわからない。状況によりけりではないかな。
 そして状況によりけりなのは米国も同じ。
 ということで、日本が仮に世界平和という理念を持つ国家なら、この状況下でどう動くべきかを考えるとどうなるかということ。

日経新聞社説 原発情報、海外の不信解け  :日本経済新聞

 しかし、断片的な状況説明が多く、日本政府が現状をどう評価し、どのような解決のシナリオを描いているのかは分かりづらいようだ。もっと事態の全体像が理解できるような発信を心がけないと、国際社会の不安を和らげることができない。

 とかいうけど、日本では報道が変なんだよ。
 どのくらい変かというと⇒Greater Danger Lies in Spent Fuel Than in Reactors - NYTimes.com

Helicopters dropped water, only to have it scattered by strong breezes. Water cannons mounted on police trucks ― equipment designed to disperse rioters ― were then deployed to spray water on the pools. It is unclear if that effort worked.
 
Richard T. Lahey Jr., a retired nuclear engineer who oversaw General Electric’s safety research in the early 1970s for the kind of nuclear reactors used in Fukushima, said that the zirconium cladding on the fuel rods could burst into flames if exposed to air for hours when a storage pool lost its water.

One factor that might determine how serious the situation becomes is whether the uranium oxide pellets in the rods stay vertical even if the cladding burns off. This is possible because pellets sometimes become fused together while in the reactor. If the pellets stay standing up, then even with the water and zirconium gone, nuclear fission will not take place, Mr. Albrecht said.

 こういうの日本で報道されてないんじゃないかな。
 で、海外ではすでに報道されている。
 で、この海外報道が不正確とかおかしいとか日本側から言える?
 で、じゃ、こういうの知っている私はどうするかというと、悩む。
 たかがブロガーやっているだけでこういうコメントくらうんだよ。
 こういう⇒投稿: F.Nakajima | 2011.03.14 07:55

あんた、原子力関係のエンジニアをやっていたことがあったのか?
 
でなければ、口をつぐめ。黙っていろ。そして二度、二度と、あやふやな付け焼刃の知識や、知ったかぶりや、仄めかしの披露などをするな。
 
もう一度いう。黙れ。ここでちょっと真意を追加しておこうかなとか、ちょっと説明しておこうかな、とか書き出したら、いい恥さらしだぜ。

あのとき、「噂」だけでどれだけの人が迷惑し、死ぬ思いをしたか(実際に「言葉だけで」死人は増えなかったとも思いますが)経験した人間としては、私は、finalvent氏の言動は許せませんね。

 というわけで、「finalvent氏の言動は許せません」ということだよ。
 あと。
 ⇒FT.com / Comment / Editorial - Nuclear frictions

The government must also stop treating the public like frightened children who cannot be told the truth. If it fails to seize the industry by the scruff of the neck and raise standards, the future of nuclear power in Japan looks bleak.

 おまけ。

Tepco may even end up being nationalised.

 ⇒Twitter / finalvent: 実質、JALが国有化し、郵政が国有化し、東電が国有化 ...

朝日新聞社説 放射性降下物―長い闘いを覚悟しつつ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 ありゃりゃ。

 一つひとつの数字を見てパニックに陥るのは禁物だ。だが、甘くみるのはもっといけない。政府は急いで詳しいデータを集め、打つべき手を考えて適切な判断を下さなくてはならない。
 忘れるべきでないのは、原発災害などで漏れる放射能の影響は長い目でとらえる必要があることだ。
 いったん環境に放たれた放射性物質は回収が難しい。種類によっては長く大気にとどまり、土壌に残って放射線を出し続ける。セシウム137ならば半減期は約30年だ。それに接したり、体内にとり込んだりすると、悪さをする。環境中の値が基準より低くても、影響がまったくないわけではない。

 ホウレンソウの汚染はヨウ素が主体でこれの半減期は8日ほど。で、ヨウ素は子供だと甲状腺に貯まるので問題なので、たまる前に満たしておけというのがヨウ素剤なんだがまだその必要はない。
 セシウム137はヨウ素のように人体がためないのでたしか100日ほどで大半排出される。もちろん、その間の被曝はある。
 いずれにしても、まあ、文章量の制約はあるのかもしれないけど、「パニックに陥るのは禁物」とかいう割に、朝日新聞社説の説明がありゃりゃんのは困ったこと。

 たとえば、人体のDNAを傷め、がんを起こす可能性は数年から10年以上の時間尺度で考えなくてはならないといわれている。微少とはいえない放射性の降下物が広い範囲に散ると、長い年月を経て、人々の発がんの確率がほんのちょっと高まる。その幅はきわめて小さいので、一人ひとりはあまり神経質になることはない。
 だが、社会全体をみると、何人かが本来ならかからなくてもよいがんを発病する計算になる。だから、この「ちょっと」の上げ幅はできる限り小さくしなくてはならない。降下物が検出された地方の住民が受ける心理的な負担にも気を配る必要がある。
 私たちは、そんな現実と向き合うことになったのである。

 確率的影響をなんとかくだいて説明しようとしるのがわかるし、私が書いてもそうなってしまうかもしれないけど、これで通じるかな。
 放射性物質の汚染はADIの毒性とは考え方が違うので、基準値以下なら大丈夫とか言っている人たちも、実は、非科学なんだけど、まあ、このあたりでも、科学リテラシーが試されるところ。

 いま最も重要なのは、事故炉から大量の放射性物質が出ることを食い止めることだ。そしてその先には、環境と健康の被害を最小にするための長い闘いが待っている。

 で、どうやって食い止めるかに、れいの放水パフォーマンスが映像的に、非科学的に結びつている。これは、むしろ常識的に考えるとわかると思うけど、臭いもには蓋ではないけど、蓋をするしかない。では、蓋とは何か、どうするのかということを示さないと、議論にならない。という点でも、朝日新聞社説は残念な結論。

曇り

 朝方地震がなんどかあったらしい。気がつかなかった。慣れていく自分がいるのかもしれない。
 輪電についてはちょっと意外なことを聞いた。真相とかではなく、実施する地域としない地域の詳細で地域ごとに違う。いろいろ社会インフラが考慮されているようで、微妙に利益不利益は出てしまうようだ。まあ、とはいえ、輪電は存外にうまく言っているようには見える。