ブログサバト
速かったな。ブログの時代が終わったのか、私がネットからずれてきているのか、なんか自分が頓珍漢な位置にいるような気がする。まあ、私の人生なんてずっとそんなもの。
今日の大手紙社説
特になし。普天間飛行場問題だが、米議会の予算は順調に進み、民主党側も予算を決めているので、外枠だけ見るなら移設作業は進んでいるとしか見えない。ごたごたやっていると、その分、交渉上手の米国にしてやられるだろうがいかんともしがたい。左派は産経経由の知日派米国要人を叩いているが、あの人々は日本をよく知っていてむしろ日本の見方とも言えるのだが、そのあたりの算盤勘定はいずれわかるだろう。
小沢の朝貢外交は右派が叩いているが、結果として習近平と上海閥の抑制になるので、あれはあれで胡錦濤側には有利。李克強が立つのようなら北京は東京に足が向けられなくなるというか、小沢大明神の廟でも作らなあかんというか、田中御殿詣出でもしないと。まあ、どこまでが米国の許容範囲か。
オバマ米大統領のオスロ演説はよかった。いちばんいい演説ではなかったかな。オバマの半分くらいの知性の指導者が日本にいたらよかったのにな。
朝日社説 高校無償化―特定控除を削って実現を
高校無償化は先進国の常識でもあるのでやってもいいだろうとは思うが、現状でもかなり保護は厚く、それが98%の進学率に反映している。低所得者に限定するなら、現状との政策差異はあまりないのではないか。
ところが、親のリストラなどで中退を余儀なくされる人が増えている。家計を助けるためアルバイトに追われ、勉強どころでない生徒もいる。社会に出る前に、将来にわたって取り返せない格差がついては不公平だろう。
この実態がよくわからないのだが、残りの2%の問題なのか。98%進学しても大半はこぼれてしまうということなのか(つまり経済的な問題とは違うのではないのか)。そのあたりがわからないと政策の優先順位がわからない。それと、高校というのはそれ自体格差があって、一律に行けばいいということではなく、どういう高等教育であるべきかという課題があるにはある。
ただ、これを言うとまた変なバッシングを食らうけど、民主党の話の根は、高校生というより教員側の問題なのではないかなと思う。
高校に通うと、授業料以外にも入学金や教材費、修学旅行代など、多くのお金がかかる。さらに配慮が必要な家庭は少なくない。
個人的には修学旅行というのはよい思い出なのだが、この背景にはいろいろと問題があり、実際には止めたほうがよいというか、地域のNPO化したほうがよいと思うが。
雨
2009年12月11日という数字の並びに奇妙な喜びを覚える。単純な意味はない。たぶん、なんの意味もない。もちろんきっと誰かの誕生日。きっと誰かの命日。自分のかもしれない。町中を歩いていて、ふと意味のない数字に心惹かれることがある。何か意味のあるものと意味のないものが数字に変換されているのだが、私には意味がわからない。というか、およそ所与のすべてに意味なんかないんじゃないかと思いながら自嘲する。自分が孤独だということだが、このうすぎたない孤独に意味なんかない。
⇒Lithium - Evanescence