2009年12月11日という数字の並びに奇妙な喜びを覚える。単純な意味はない。たぶん、なんの意味もない。もちろんきっと誰かの誕生日。きっと誰かの命日。自分のかもしれない。町中を歩いていて、ふと意味のない数字に心惹かれることがある。何か意味のあるものと意味のないものが数字に変換されているのだが、私には意味がわからない。というか、およそ所与のすべてに意味なんかないんじゃないかと思いながら自嘲する。自分が孤独だということだが、このうすぎたない孤独に意味なんかない。
 ⇒Lithium - Evanescence