今日の大手紙社説
特に話題はない。
読売社説 イスラエル60歳 現状維持では未来はない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
スルーでいいんだけど、読売の論説もつまんないなということでメモ。
読売社説 独禁法改正案 厳罰化は国際的な流れだ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ちょっと外しているかもしれないけど、最近の欧米紙の流れで見ていると、構造的な脱税がかなり問題。そうした一環ではないかな。
朝日社説 超原油高―サミットで知恵しぼれ : asahi.com:朝日新聞社説
なんかの試算でみたけど100円を割っても大丈夫そうだ。それでいいのかとも思うけど、ようするに米日中を連結決算にすればいいんじゃないか(いや放言)。
だが、最近の原油高には別の要因もある。あふれんばかりの余剰マネーが流れ込んでいる点だ。世界の金融市場からみれば、原油や穀物の市場規模は相対的に小さいため、急激な価格上昇を引き起こしている。金融、原油、食糧、住宅――。まったく別々だった市場が、金融技術の発達とグローバル化により強く結びついた。
まあ、そうだな。朝日新聞のクルーグマンインタビューより朝日新聞社説のほうがまともな感じ。
こうした構図を正すには、主要国が長らく続けている金融緩和策を早期に正常化し、世界的なカネ余りを収束させるしかない。いまは金融市場の動揺を抑えることを優先して世界的に金融を緩和させているが、同時に、カネ余りにも取り組まなければいけない。
執筆子、経済がわかってないわけでもないのだろうけど、主要国と日本は別なのな。そこが一番のキモなのに。日本はまだ余裕がありそうなんで、そのあたりでホットマネーがぐんと流れ込むとさらに最悪なことになりかねないというプロットで考えると、日本は日陰でちょぼちょぼしているほうが長期的には無難かもしれない。その間、国民の教育レベルを上げないと。
世界的なカネ余りというのはそれはそれとしてどう解決できるかといえば、ようするにシニョリージを持つ国家の運営によるのだろう。そこが微妙だろうな。
ちょっと放言めくけど、こんなにオイルマネーを膨らましていけなかったと思うし、実は環境問題の本質はここにありそうだ。こういう見方はちょっと陰謀論に近いには近いけど。
難問だが、洞爺湖サミットで知恵をしぼりたい。
朝日社説 高齢者医療―筋の通った見直しを : asahi.com:朝日新聞社説
その一方で、この制度に対する反発のあまりの強さから、とにかく負担を減らすか、先送りしさえすればいいという考え方には賛成できない。
サラリーマンの扶養家族になっているお年寄りの保険料凍結を延長しようという案は、その最たるものだ。
自営業の家族に扶養されている人は、これまでも国民健康保険の保険料を負担してきた。この不公平を再び認めるというのでは、新制度が目指した理念の根幹がゆがんでしまう。
不評であっても政府が説得を尽くすべき問題と、早く手直しすべき問題とを峻別(しゅんべつ)すべきだ。
野党は近く、新制度の廃止法案を国会に提出するという。しかし、廃止した後にどうするのか。批判の強かった以前の老人保健制度に戻るだけというのでは、国民的な納得は得られまい。新制度の創設は、共産党を除く与野党の合意事項だったことを忘れてもらっては困る。
与野党の建設的な議論を期待する。
オチは苦笑するけど、というかそここそ朝日新聞などジャーナリズムの仕事でしょと思うからだが、総じて見ると、朝日新聞もこの件についておバカさんではなさそうだ。とはいえ、傍観的なスタンスではあるな。ちなみに、私も傍観。この手の議論は全体が見えない奇妙な正義感がヒステリーになりがちなので、対処に限界がある。
共産党はどんな案を持っているのかな。北欧のように税率を40%くらい上げると解決するっていうことかな。
増田的古典民謡的あるいは昆虫の声的ポエム
⇒今日は
夕方から彼女と会う。
早く夕方になんないかなー。
エッチしたいよー!
ここ見てるかも・・・。
以前落ち着いてなさげだが
⇒CNN.co.jp:手足口病、北京で初の死者 全土で計42人が死亡、中国
中国では今年3月ごろからエンテロウイルス(EV71)感染が拡大の一途をたどり、新華社通信のまとめでは、感染者は7省で2万4934人に達している。死亡した42人は、全員が子供だった。
EV71感染では通常、風邪のような症状や下痢、手、足、口の痛みなどが現れるが、重症化すると脳などに障害が起きる。特効薬やワクチンはなく、免疫機能が十分に発達していない子供は特に注意が必要とされる。
感染は暖かい季節に広がりやすく、当局者らは夏にかけてさらに拡大の恐れがあるとの見方を示す。今夏開催される北京五輪への影響を懸念する声も上がっている。
問題はアウトブレークなんだが、現時点の予想としては感染症自体としては深刻にはならないのでないかな。
ヒラリーさん終了のお知らせ、みたいだが
⇒BBC NEWS | World | Americas | Who could tell Clinton to quit?
にも関わらず本人のパワーは落ちていない。
なぜという推論はいろいろあるんだけど、肝心のところでよくわからない。
たぶん、利害の構図かなとは思うけど。
個人的な印象では、オバマだめだわが、イスタブリッシュ側から出るときの予備かな。
オバカ度でいうとブッシュとマケインはどっこいどっこいという感じで、両方とも、実際には人のいいオッサンなんだが、ようするにブレインの問題。ブッシュの正体はチェイニーだったわけだけど、マケインの裏はよくわからない。
四川省地震死者五万人か
⇒BBC NEWS | Asia-Pacific | China quake toll 'to top 50,000'
他国内ソースもあるけど。
というか、ソースは中共なんだけど。
もっと大きい災害なのだろうな。
で、こっちの地図が重要といえば重要⇒BBC NEWS | Asia-Pacific | Mapping the earthquake zone
そういう面もあるね
⇒ネットやってても、キミの世界観は広がらない - Attribute=51
ぶくまリスト見ていて、なんか小姑ツッコミしてしまうのも野暮かなと思うけど、さすがにそれはないだろみたいのが多くなってきた。基本がわかっていたらその誤解はないだろみたいな。しかし、そういう基本っていうのが、ネットだと分散されてしまう。
梅田さんが書いていたけど、書籍というのは知識を構造化できる点が優れている、というあたりは、これにも関連していて、構造化するためには基礎を書かないといけない。
もっとも、書籍によってはネット的なフラットのもあるにはあるんだけど。
ただ、あれ、なんというのかな、基礎的な知識がわかりにくい世界にはなってきたなと思う。
ウィキペディアなんかがある程度補ってくれるわけだけど、ウィキペディアの場合、分野によってかなり落差が大きい。というか、ネガコメみたいな記述が事実だからということで無評価で書き込まれている。知識の評価性というかアカデミズムの健全さの裏返しのような。
あと、思想とか政治とか、若い人たちが多いからしかないのかもしれないけど、基本がわかってないなという印象を持つことが多い。でも、そういうと上から目線とかバッシングされるわけで、勝手にしろなんだけど。
話がずれていくけど。
最近は新書もネット的に基礎がよわいなと思う。
今の大学だとリーダー的な基礎文献ってどうやってサポートしているのだろうか。クセジュみたいのをちゃんと推薦しているだろうか。
入門書=わかりやすい、が、出版の売れ線論理になって、リダクトしたわかりやすさになってしまうところがある。
理数系や経済学で数式の扱いがいろいろもめるけど、理系的には数式があることがわかりやすいなんだろうけど、実際そうもいかない。
ただ、数式っていいうのは解釈というより読み下しが可能なんで、そういう部分の補助は必要かな。
とか言っても、お前こそ基礎知識がみたいなミラーリング悪口地獄になってしまうな。
ブログサバト
ああ、神よ!とかつぶやいてしまいそうな昨今。
ただ、そういう習慣的な反応のなかには神は存在しないだろう。
神は、be-here-now beingだろうな。