日経春秋 春秋(11/14)

樹上で座禅を組んだ肖像画で知られる上人は人間同士のいさかいを嫌って共生を説き、小鳥や犬を愛して自然と一体になった安らぎを求めた。

 ああ、恥ずかしい無教養。
 ⇒明恵上人

 しかしこのお姿の静寂さや優しさの内には想像も出来ないほどの強靭な心を秘めている。
権力や武力に迎合しないばかりか、自分に厳しく自らの母と慕う仏母像の前で己の右耳をそいでしまう。
 この絵は明恵の弟子、成忍が描いたものだが明恵の左側から描いて右耳を隠している。

イチネタ 潮目ってところでしょうかね

 ⇒米バージニアとニュージャージー州知事選、民主党候補が勝利
 潮目とするには微妙。
 金利は上げているので、120円台に上がるか。とすると日本はどうよと。
 共和党側でもバックラッシュが進んでいてさてそれがどう日本へとばっちり。ま、軍体制シフトはどこで折れるべきなのか自衛隊内部では妥当な考察があるのだろうけど庶民には見えないなぁ。
 民主党(米)でどう中国様を仕切るかというとどうか。
 ところで、プーチンは辞めるのでしょう。というわけで、辞め組がそろって日本の晩秋を味わうという風流であるな。

イチホゲ あ、ホゲですてば批判とかじゃないですてば

 ⇒ブロガー同盟の掲示板 − ネット右翼の攻撃が運動を規定する

要するに、ブロガー同盟は発足して僅か一ヶ月でありながら、これを叩き潰そうと必死になっている無数のネット右翼がいて、彼らが監視と挑発と撹乱の政治工作を続けているということだ。敵に取り巻かれているわけである。小泉政治の偏執的な支持者であり、改革ファシズムの尖兵であるネット右翼は、反小泉の動きをネット内で発見すれば、直ちに猛然と牙を剥いて襲撃するのである。

敵の出現と攻撃が、自然発生的な運動体を目的意識的な組織体に変える。防衛の意識が集団の内と外を作る。政治の運動である以上、好むと好まざるとに関わらず、このことは避けられない。われわれの前進と拡大はネット右翼の敗北である。

 ペコポン侵略の前線は深い。

大学費用今頃之話

 ⇒「国立大は安い」今は昔? 入学料では私大と逆転

 授業料や入学料の値上げは「私立大との格差是正」が理由にされてきた。授業料は1975年度には、国立大3万6000円、私立大約18万2700円(平均)と格差は5倍以上だったが、2004年は国立52万800円、私立81万7900円と1.6倍に縮小。
 入学料は75年度に国立大5万円、私立大9万5600円だったが、少子化をにらんで私立大の一部が学生集めのため引き下げたことなどから2004年度に逆転、国立28万2000円、私立27万9800円となった

 実際には関連産業への費用を含めると国立のほうが高くなるというか、単に、一元系列化しただけなのでしょう。
 で、さらに実際には、下宿費というかがぶほっとかかるから、自宅組と下宿組がスゲー差になる。
 このあたりの総合的なコストというか、そいと、全体的な構成が知りたいところ。つまり、東京に住んでいるほうが全体的にコスト減か。
 そういえば、今の東京の郊外っ見た目はスラム化してきていると思うほどボロい家が多い。

話題のGoogle Analyticsだがキモくね?

 ⇒Google Analytics
 うーん、これが只、かぁ、昔の言葉でいうところの、ロハ、コキ(それや貨物や)。
 ほいで仕様をみるとJavaScriptなわけで、うーむ、そうかぁ。
 この日記や極東ブログもそれほどビューがあるわけでもないので、これを入れてどうよっていう感じはする(はてなのはすでに使ってますがあまり見ない)。

世の中こりゃひでーなというやつでもなかなか憎めないという特質をもった人がいて

 生き延びている。
 いやはやご存命でしたかと、ふとしたおりに噂に聞く。ま、元気なにより、とも思うのは、すでに憎めないオーラが時空を越えてやってくるのだろう。
 ま、地の悪さからいったら、俺も同じだしなって悪口言い合ってしまえばきやつのペースか。
 とはいえ、深夜に、おねがいだ30万円貸してくれってなキモい電話はさすがにキモかったぜ。
 まじDV野郎で、尻拭いさせやがって、ばーろー。って、救ったはずの女のほうからも、礼もなく消えられた。わかったよ、おなじムジナだと思ったわけだよな。人間なんてそんなきたないもんよ、けっ。
 と、思い返すに、あれから15年。