丹蛺文雄死去

 ⇒asahi.com: 小説家の丹羽文雄さんが死去 - 文化・芸能

 いろいろボケが噂されていたが。
 「親鸞」はあまりよくないと思う。「蓮如」はよい。
蓮如〈1〉覚信尼の巻



著者:丹羽 文雄

販売:中央公論社

価格:

媒体:文庫



在庫切れ

 というわけで、全巻絶版か。
 護教的ではあるが、蓮如の前史がよく描けていてなかなか類書にないよい歴史書でもある。
 追記
 ⇒丹蛺文雄の死に想う……ことは特にない

finalvent さんは「いろいろボケが噂されていたが」とすっとぼけたことを書いているが、噂も何も娘の本田桂子が『父・丹羽文雄 介護の日々』他で赤裸々に記していることですよ。

 そーじゃなくて娘以外に文壇関係者がこれに乗じて醜悪な噂をしてたってことですよ。

なぜか? ワタシも含め、今では舟橋聖一丹羽文雄など誰も読まないからである。時の流れは残酷である。しかし、この場合妥当な評価だと思う。

 歳を取ったら読んでご覧なさいな。

今日の新聞各紙社説は…

 とくにどってことはない。対中提言は浮ついていて話にもならない。ジャーナリストっていうのは難しい利害関係の場で中国人と向き合った経験はないのだろうか。
 気になるのは、読売にあるマイカー問題だ。現代日本人、歩かなすぎ。近距離に一人でマイカーとやらを乗り回すや、2kmみたないところに行くのに自転車を使うだの。歩けよ、と、いうこともだが、歩く時間というか、一日の時間に余裕がなさすぎる。仕事の効率というのもあるかもしれないけど…いや、そうではなく、プライベートの時間に余裕がなさすぎるのだと思う。大半の大衆は人生なんて死んでしまうまでの暇つぶしでもある。歩くのがよい。

●日経社説 日中は共に敗者となる道を歩むのか

 苦笑するなぁ。中国と本音で話し合えると思っているのだろうか。中国と話合うときは、歴史に残る文言にバグを残さないこと。相手の内政の権力均衡を見て、フェイスセーブをしてやること。総合点で日本が実利を得ること。

●産経社説 21世紀ビジョン 改革強化なしに展望なし

 単純になにを言っているのかわからない。

●毎日社説 小泉政権 重たいツケが回ってきた

 むちゃくちゃな八つ当たり。

●毎日社説 高齢者の給付削り 若い世代に譲ろう

 どう論理的に「少子化の進行に歯止めをかける手立てを、3点に絞って提案したい」になるのか不明。

●読売社説 [省エネ法改正]「マイカー対策が置き去りだ」

 話としてはそれほど違和感がないが、なぜ今、なぜ読売が?

 運輸部門のCO2排出量は、マイカーが49%を占め、トラック35%、鉄道などの交通機関16%と続く。98〜02年度ではマイカーの排出量は4・0%増えたが、トラックは8・2%も減っている。

●朝日社説 新石垣空港 沖縄県のアセスは落第だ

 朝日新聞沖縄タイムスは関係が深い。このあたりの話はある程度裏がしっかりしている。が、だからこそ、地元利害に巻き込まれているのだが。
 このテーマを全国紙で振りまく意図がわからない。辺野古がらみだろうか。

●朝日社説 日中首脳会談 大きな利益を目指せ

 ここでヘタレるから繰り返す。ただ、戦歿者追悼施設はあってもいいだろうと思うが。

そりゃそうだ

 ⇒官能小説自動生成ソフト「七度文庫」とは

 もともとは小説やシナリオの自動生成プログラムを作ろうと思ったのだが、なかなか朝のテレビドラマのようなシナリオを生成するプログラムは作るのが難しい。それで私は官能小説に目をつけた。官能小説というのは、筋書きもみな同じようなもので、特に官能描写の所は、ほとんどどれも同じようなものである。官能描写の自動生成くらいはコンピュータに書かせるのは結構簡単にできるのではと思った。そこで、シナリオ生成と官能描写の自動生成を組み合わせた、七度文庫を作成した。

 作品は読んでないけど。
 昔、この手のシナリオ補助ツールが英語のMac用ソフトにあったが。

新教皇がヒットーラーユーゲントだった云々

 ⇒Guardian Unlimited | Special reports | From Hitler Youth to the Vatican

His father was a police officer from a family of farmers whose career suffered because he refused to become a Nazi. The young Ratzinger served briefly and unenthusiastically with the Hitler Youth and later with a German army anti-aircraft unit guarding the BMW factory in Munich. He says he never fired a shot.

中国のインターネットの現状はけっこう複雑

 ⇒ブログ時評 反日デモ:中国内サイトは続々閉鎖中

効果のほどは全く判りません。何せ1億人がインターネットを使う国ですし、もしその気があれば国外のサーバーを使うことも可能なはずです。

 まず、けっこうはっきりしていることを言うと、海外サーバーは中国からは自由にアクセスできません。できたら、North Korea Zoneがあんなに苦労してないって。
 で、中国のインターネットあるいは巨大なLANなんだけど、これがどうなっているのかは、よくわからない。おそらくネットワークは米国が担っているので米政府にはバレバレのはず。

殿下風だとぶはははなのだが…

 ⇒<インタビュー>「日本自ら独島領有権を数回否定」崔書勉教授

 ま、どうでもいいよなんだけど、ちょっと気になったのだが、安重根伊藤博文を暗殺は、史実として確定しているのだっけ?
 はてなのキーワードもベタなことしか書いてない。
 Wikipediaが混乱中⇒安重根 - Wikipedia

 ちなみに気になるかたはこれ。
伊藤博文暗殺事件―闇に葬られた真犯人



著者:大野 芳

販売:新潮社

価格:\2,100

媒体:単行本



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