朝日 高齢者医療―国民はなめられている : 朝日新聞デジタル:社説

 いろいろ問題が絡まっていて、どこから手を付けていいかわからない。
 原点はある。高齢者医療についてはかなり技術的な問題で具体的な政策としては三つくらいのシナリオしかないが、政治意識のような主体は今の日本にはないので、反対が政治的に少ないという点で政治リスクを避ける穏当な線で見るなら、中福祉中負担しかありえず、ようするにこれを技術的に詰めていくしかない。
 そしてこのことは、識者会議に委ねるが三党合意なので、その様子を見守るほうがよい。
 そうしたことを知らないで、この社説のように素人議論で蒸し返しても、麻生政権時の衆愚をループするだけだ。
 こんな感じ⇒過ぎ去った後期高齢者医療制度についての麻生失言を振り返る: 極東ブログ
 率直にいうと、この手の問題は新聞社内の識者にゆだねて、簡易な社説で煽るのはやめたほうがいい。