東京 東京新聞:講和条約発効60年 終わらぬ「アメリカ世」:社説・コラム(TOKYO Web)

 日本が敗戦後の占領から独立を回復して六十年。日米安保条約で米軍は駐留を続け、沖縄には広大な基地が残る。独立国とは、を今なお問い掛けている。
 今から六十年前の一九五二年四月二十八日。前年九月に結んだサンフランシスコ平和条約講和条約)と日米安全保障条約が発効して、日本は再び独立を果たした。占領期間は六年八カ月あまり。

 これも沖縄の米統治がよくわかってないみたいだ。1952年の「独立国」には沖縄は含まれていなかった。そして「広大な基地が残る」と基地という土地を指しているが、端的に普天間にあるのは海兵隊組織であり、これはその独立国に含まれないという理由で米域の沖縄に移転したものだった。