読売 AIJ問題 時代状況に合う年金基金に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 厚生年金基金の制度全体が環境の変化に対応できていない。基金の大半に厚労省や旧社会保険庁から計689人が天下っている。厚労省人脈が張り巡らされていることが、抜本的対策を怠ってきた一因と見られても仕方あるまい。

 問題は天下り自体ではなく、武家の商法みたいなのが天下りすること。
 日本の昨今の状況では自己責任論はイコール悪みたいになっているが、年金運用というのは米国などの例を見ても本来難しいものなのに、天下り国家依存の日本人がこれを公的なものと勘違いしているように見える。