産経 【主張】大飯原発 首相はもっと前面に出よ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 野田首相らの関係閣僚会合は、6回に及んだ。関電による中長期を含む安全対策実施計画(工程表)を慎重に評価したうえで、今夏の電力供給も最大18・4%不足すると判断して再稼働を認めた。政府にも、遅まきながら危機感が芽生えたようだ。

 この点については多少留保もないではない。

 「脱原発を目指す」などとした枝野氏の発言が、政府の原発政策に対する信頼を大きく損なってきた面は否めない。野田首相は信頼回復のためにも福井県に足を運び、国のエネルギー政策と原発再稼働の必要性を自らの言葉ではっきり語るべきだ。

 産経のこの主張はあまり裏打ちされたものではない。産経もまた朝日のように支持者の好悪に浮かれている部分が大きい。