朝日新聞社説 遺骨が問う戦後―過去に向き合い続ける : asahi.com(朝日新聞社):社説

 実は、遺骨収集を「国の責務」と定めた法律はない。旧軍の残務整理を引き継いだ厚生労働省が、戦没者遺族の援護の一環で続けてきた。

 これ、靖国名簿問題となんか構図が違うのだろうか。同じに見えるのだが、どうして靖国は叩き、こっちはマンセーなんだろ、朝日新聞

 収集の正確さや効率を期すのは当然だ。今後の担い手は学生ボランティアなど、若い人にも広げるべきだろう。
 国家に動員された人たちが、なぜこんな所で命を落とし、放置されねばならなかったのか。戦争の悲惨さと、反省を学び、和解の手がかりとする。そんな営みとして続けられないか。
 たとえば52万人が戦死したフィリピンには、37万人分の遺骨が残る。しかしあの戦争では、100万人を超すフィリピン民間人が犠牲になっている。日本兵の最期を捜すときには、そのことを忘れてはなるまい。

 朝日新聞社が率先して会社の勤務時間の2%をこの活動に捧げるとかしたらいいんじゃないか。朝日の旗を振れば戦前と同じ風景にもなるし。

 中国や国交のない北朝鮮では、いまだに遺骨調査さえ難しい。兵士には旧植民地出身者も含まれる。韓国政府からは、日本各地に強制連行された人の骨を返せと、求められてもいる。
 物言わぬ骨たちが、暗闇からこの国の戦後処理を問うている。大切なのは過去に向き合い続ける姿勢である。

 みなさん死霊の声を聞くものだな。