日経新聞社説 携帯向け新放送の認定に疑問がある

 総務省の電波監理審議会が携帯向けの次世代放送にNTTドコモなどが推す「マルチメディア放送」を採用すべきだと答申し、原口一博総務相がドコモグループに免許を交付した。地上放送のデジタル化で空く周波数を使い、映像や音楽などを有料配信するにあたって、1グループだけを選んだことには疑問がある。
 新しい携帯放送には、放送業務を行う受託事業者と、その上で番組を流す委託事業者があり、今回選んだのは前者のほうだ。受託事業者は放送設備を第三者に開放する義務があり、審査ではどれだけそれを安く提供できるかが焦点となった。
 ドコモ方式は既存の放送設備を使い、大出力で広範囲に配信する技術で、フジテレビジョンなど民放大手が開発した。一方のKDDI陣営の「メディアフロー」方式は米クアルコムの技術で、受信感度が上がるよう基地局を多数設ける。米国ではすでに電話大手が採用している。

 へえというくらい。
 原口さんかあ。関係ないけど小沢支持というなら辞表を先に出せよ、おまえさんを任命したのは菅さんだよ。